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欅坂46・二期生、改名発表後の気持ちの変化 次第に大きくなる「寂しさ」と「期待」

映画

(左から)欅坂46・田村保乃、松田里奈、武元唯衣
(左から)欅坂46・田村保乃、松田里奈、武元唯衣 クランクイン!

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武元唯衣

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 10月に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるラストライブで活動を休止し、改名により再出発を図るアイドルグループ・欅坂46。その5年間の活動の軌跡を描いたドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』が公開中だ。グループの岐路を前に心境を吐露したのは、2018年11月に加入した二期生の武元唯衣、田村保乃、松田里奈の3人。改名発表を経た欅坂46に対する今の思いを明かした。

【写真】改名への思いを語ってくれた欅坂46・武元唯衣、田村保乃、松田里奈 3ショット&ソロカット(全14枚)

■無観客配信ライブの発表で改名が“現実”になった

欅坂46・武元唯衣
 結成時からの軌跡をたどるドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』は、秘蔵映像やメンバーそれぞれの単独インタビューで構成。デビューシングルから2019年2月リリースの8thシングル「黒い羊」まで不動のセンターを務めていた平手友梨奈らの脱退・卒業を経て、2月に加入を発表した新二期生を含む28人のメンバーで7月に臨んだグループ初の無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」での改名発表の瞬間、さらに、その数日後に収録されたメンバーの心境にも迫っている。

――当初は4月公開の予定でしたが、コロナ禍で一時延期に。そのためくしくも結成当初から改名発表までと真にグループの一部始終を描く作品となりましたが、ラストライブも控える今、この映画が公開されることに何を思っていますか?

武元:改名を境に私たちを知ってくださった方や、そこから少し気になってくれた方もきっといると思うので、そんな方々にも観てほしいです。5年間の歴史の幕を閉じるにあたって、今までの先輩方や私たちの思いを知りたいと願い、グループを支えてくださったファンの方々も含めて、いろいろな方に届いてほしいです。

松田:今年に入りなかなか活動が思うようにできず、その中で「何か届けられていたのかな」と感じていたので、映画として一つの作品を届けられるということ自体良かったなと思います。武元も言ったように、改名発表も大きな出来事だったので、結果としてこのタイミングがふさわしかったのかなとも考えています。

田村:改名の直前というタイミングだから、いい意味で区切りが付く気もするんです。また、メンバーとしてもファンの皆さんと同じ気持ちで、次のステップへ進めるきっかけを今回のドキュメンタリー映画が与えてくれたのかなと思います。

欅坂46・田村保乃
――映画でも触れられている無観客配信ライブの終盤では、皆さんを背にキャプテンの菅井友香さんが「グループとしてもっともっと強くなるための決断」として、改名発表のスピーチを行っていました。その瞬間、皆さんは何を思っていたのでしょうか?

武元:本番前からいろいろな思いは巡りつつも、ファンの皆さんを不安にさせないために最後まで強くいようと心に決めていたんです。でも、菅井さんの言葉には何一つ嘘がなくて。泣かないと決めていたはずなのに、聞いているうちに自然と涙が止まらなくなっていました。

自分の中では前を向いていたはずだし、改名に対してもライブに打ち込むことで考えないようにしていたんです。でも、スピーチを通して改名が一気に現実味を帯びたことで、これまでの思い出や寂しさ、前へ向こうという気持ちが入り交じっていったのを覚えています。

松田:心の中では改名を受け入れていたつもりでしたが、それでもライブ中にはふとした瞬間に寂しいなと思うときがあって。だから、菅井さんのスピーチを聞いていたときは「寂しいけど、頑張ろう」と2つの気持ちが込み上げてくる複雑な状況でしたし、ファンの皆さんに言葉として伝えてしまったら、現実になってしまうと考えていました。

田村:自分たちから言わなければ改名も現実にならないというのは、2人と同じで私も思っていました。本番前までも正直にいえば寂しさや悔しさがあり、改名をせずに「欅坂46のままでも私たちもっと頑張れるし、やりたいのに」と考えていたし、ライブが始まるまでは私たちしか知らなかったので、言わなければ誰にも分からないと思っていました。

でも、いざ本番が始まってからはファンの皆さんへ発表するまでのタイムリミットが迫っていると考えるたびに、だんだんと押し殺していた気持ちが込み上げてきて。それでも改名を伝えるためにライブをしていたわけではないし、最後まで欅坂46の一員としてカッコよくステージへ立ち続けていたいと思っていたので、菅井さんのスピーチは「自分もメンバーの一人」と奮い立たせながら、とにかくすべてしっかりと見届けようと思っていました。

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