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神尾楓珠、“ただのイケメン”にならない決意 「演技で見せられるようになるしかない」

映画

■同世代から刺激をもらった『3年A組』

 「ネタバレになってしまうのであまり言えないんですが、ストーリーが進むごとに違った表情も見せる役」と話す本作では、あらゆる表情を披露した神尾。2015年に24時間テレビのドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』で俳優デビューした彼だが、「最初はこの仕事をずっと続けていくなんて思っていませんでしたし、もっと言えば、“仕事”という感覚もなかったですね」と語りつつ、「高校を卒業して、これはちょっと意識を変えなければいけない。じっくりとやらなければ」と社会人としての覚悟が芽生えた頃を振り返る。


 俳優デビューから約5年が経ち、現在22歳となった。「毎回新しい発見があって、役を通して自分の知らない自分を知ることもできる。“今回はこんな新しいアイデアを出すことができた”など、表現の幅が広がっていくことが実感できると、とてもやりがいを感じる」と芝居への情熱はふくらむばかり。とりわけ2019年放送のドラマ『3年A組 ‐今から皆さんは、人質です‐』との出会いは、大きな宝物だ。

 「『3年A組』では、同世代にもこんなに芝居がうまい人たちがたくさんいるんだなと感じて。萩原利久や若林時英とよく話していたんですが、2人は本当に演技が大好きな人たちで。一緒に話していてものすごく刺激を受けました。また主演の菅田(将暉)くんのエネルギーを目の当たりにできたことも、うれしい経験です。菅田くんは“積んでいるエンジンが違うな”と思わされることばかり。すごいです」。


■「演技で見せられるようになるしかない」

 色気ある佇まい、美しい切長の目も魅力的で、雑誌「ViVi」の名物企画「NEXT国宝級イケメンランキング」(20年)では堂々1位を飾った。「“イケメン”と言われることはもちろんうれしいですが、そう言われている人はいっぱいいますから…」と照れ笑いを浮かべた彼。事務所に入りたての頃、社長から「ただのイケメンになるな」と言われたそうで、「その言葉は今でも思い出します。でも、それってすごく難しくて。とにかく演技で見せられるようになるしかないなと思っています」とキッパリ。今年は体当たりのラブシーンに挑んだ映画『裏アカ』の公開も控えるなど、次々新境地にトライしている。「作り手の方々が、“こういう役をやらせてみたい”と考えてくれたんだと思うと、すごくうれしい。それに精一杯、応えたいという気持ちで前に進んでいます」と原動力を明かしていた。(取材・文:成田おり枝)

 映画『樹海村』は公開中。

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