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入江悠監督×『犬鳴村』チームがタッグ 韓国舞台のホラー『聖地X』劇場&配信同時公開

映画

 映画『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』の入江悠監督と日韓映画界のタッグにより、演出家・前川知大が主宰する劇団イキウメの人気舞台『聖地X』が映画化され、今秋、劇場と配信で同時公開されることが決まった。併せて、ファーストルックとなる“ヤバい映像”も解禁された。

【動画】『聖地X』ファーストルック “ヤバい映像”

 前川と入江のタッグは、『太陽』に続き5年ぶり2度目。企画を「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』『樹海村』のプロデュースチームと、『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』『見えない目撃者』などを手掛けたロボットが担当する。韓国を舞台とする本作は、オール韓国ロケを実施。『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手掛けたB.A.エンタテインメントが参加し、日韓融合のスタッフで共同制作した。
 
 巨木と井戸が目印のこの場所に足を踏み入れた者は、精神を病み常軌を逸して奇妙な死を遂げていく。有能な祈禱(きとう)師がはらいを試みるも太刀打ちできず、悪夢はひたすら続いていく。彼らはこの「聖地X」で起こる数々の惨劇から逃れ、まがまがしい土地に根付く「約束された死」から解放されることはできるのか…。

 公開された映像は、不穏な映像が断片的に紡がれたあと、どこかの井戸と大木に続き、「絶対に行ってはいけない」というテロップで締めくくられている。

 前川は「信頼する入江監督が、再び僕の作品を演劇から映画に翻訳してくれました。舞台を韓国に移したことにも驚きましたが、何よりも、原作の魅力を知り尽くしたような見事な演出に舌を巻きました」とした上、「奇妙な映画です。ホラーであることには違いありませんが、ただ怖いというより不気味で不思議、何が起きているのかと好奇心をくすぐられる。わくわくするホラーという感じでしょうか」と感想を寄せた。

 入江監督は「驚天動地のストーリーをどう映像化するか考えた末にたどり着いたのが、オール韓国ロケでした。世界の映画をリードし続ける韓国映画のスタッフたちと、日本の俳優・スタッフが力を合わせて本作を作り上げました」とコメントしている。

 映画『聖地X』は、今秋劇場・配信で同時公開。

<コメント全文>
■前川知大
信頼する入江監督が、再び僕の作品を演劇から映画に翻訳してくれました。舞台を韓国に移したことにも驚きましたが、何よりも、原作の魅力を知り尽くしたような見事な演出に舌を巻きました。
奇妙な映画です。ホラーであることには違いありませんが、ただ怖いというより不気味で不思議、何が起きているのかと好奇心をくすぐられる。わくわくするホラーという感じでしょうか。

■入江悠監督
尊敬する劇作家・演出家の前川知大さんと劇団「イキウメ」の傑作『聖地X』を、『太陽』につづき映画化させていただきました。驚天動地のストーリーをどう映像化するか考えた末にたどり着いたのが、オール韓国ロケでした。世界の映画をリードし続ける韓国映画のスタッフたちと、日本の俳優・スタッフが力を合わせて本作を作り上げました。「世界にはまだわからないことがたくさんある」。驚きの物語にご期待ください。

映画『聖地X』ファーストルック “ヤバい映像”

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