13歳中学生・寺田心、“イケメン化”の声に「そんなそんな…」と謙遜 声変わりには不安も
■“子役”から“俳優”への転換時期はまだ意識せず 「お芝居は大人になっても勉強」
――幼い頃から本当に落ち着いていますが、緊張することはないですか。
寺田:僕はもともとあまり緊張しないタイプなんですが、むしろこういう取材の場が緊張します。自分が思ったことをちゃんと伝えられているかなぁという心配もあいまって、心臓がずっとバクバクいっています(笑)。
――礼儀正しさや受け答えの大人度の高さから、SNSなどでは「寺田心さん」と「さん」呼びされることも多いです。
寺田:えっ、本当ですか!?(両手で口を覆う) 僕のことを「さん」呼びなんて、それは申し訳ないというか、うれしいというかなんというか、いやいやいや…。皆さんには普通に『心君』でも『心』でも呼んでいただければと思います(ひたすら恐縮する)。
――中学生になりましたね。学校生活は楽しいですか?
寺田:同学年の友達が、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』を一緒に観に行こうと誘ってくれたんですよ。僕が出ている作品を友達が観に行ってくれるのもうれしいし、一緒に行こうと誘ってもらったのは初めてなので、すごく楽しみです。
――中学生だからできること、挑戦してみたいことはありますか。
寺田:いろいろなお仕事に挑戦したいです! 戦隊モノとか時代劇とか完全な悪役とかもやってみたいですね。
――ご自身としては、子役から俳優に移行するのはいつだと思いますか。
寺田:そこはまだ意識していないです。「子役だから」「俳優だから」っていうことじゃないのかな、と。それに、三池監督から、「お芝居はいつまでも勉強。大人になっても勉強。ずっと学ぶ姿勢でいることが大事だよ」という素晴らしい言葉をいただいたので、それを胸に、何歳になってもずっとお芝居を勉強し続けていきたいと思います。(取材・文:田幸和歌子 写真:高野広美)
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日全国公開。