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佐々木希、女優業に感じる喜びとやりがい「今まで経験してきたものが引き出しに」

エンタメ

◆培ってきた経験や感情を生かせる女優業に喜びとやりがい

――今年に入って、映画『リカ~自称28歳の純愛モンスター~』では女性刑事、ドラマ『白い濁流』(NHK BSプレミアム)では新聞記者役と、これまでとはイメージの異なる役どころにも挑戦されています。

佐々木:そうなんです。これまではモデルなど華やかな役を頂くことが多かったのですが、最近は一本筋が通った、凛(りん)とした働く女性の役を演じるチャンスを頂けてすごくうれしいですね。

 女優というお仕事は、頭も使いますし、体力的にも朝から夜まで演じて大変な部分もありますが、すごくやりがいがあります。台本を読んでいて心が動くこともそうですし、現場で相手役の方と目と目を合わせてお芝居したり、言葉で相手に気持ちを伝えたりすると、自分自身演じていて、感情が動くんです。それがすごく楽しいです。今まで生きてきた経験がいろいろな糧になっていて、それを生かせるお仕事だと思いますし…。喜怒哀楽などのいろいろな感情や、自分が今まで経験してきたものが引き出しに詰まっていて、それを出せるというのが魅力です。


――女優活動を始められて13年ほど経ちますが、思い出に残っている作品はありますか?

佐々木:う~ん。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』かな…?(編集部注:2015年公開の映画。台湾の女性監督・チアン・ショウチョンがメガホンを取り、佐々木は永作博美と共に主演を務めた) 監督が日本の方ではないということもあり、心を重視して見てくださっていたので…。すてきな監督に出会えたことが財産となっていますし、永作さんとご一緒できたことも今でもすごく心に残っていて、忘れられない撮影でした。


――佐々木さんは今年で上京して15年の節目となります。振り返ってみるとこの15年は早かったですか?

佐々木:え!? もうそんなに経っていたんですね(笑)。長いな~と思う時もあれば、あっという間だったな~と思う時もありますが、今思うとやはりあっという間ですかね。上がったり下がったり、もがいたり苦しんだり、楽しかったりと、いろいろな経験をしましたが、結果それが今の自分を作っていると思うので、やっぱり早かったですね。

 私にとって故郷は、なくてはならないもの。秋田という場所があるから東京で頑張れますし、原動力になっていると思います。以前は頻繁に帰っていたのですが、今はコロナ禍で帰ることもできなくて。秋田に帰っておいしいものを食べている夢を見たくらい、求めているのだと思います(笑)。


――忙しい毎日かと思いますが、気分転換や支えになっている存在はありますか?

佐々木:やはり子どもですかね。すごく愛おしい存在。泣いている顔も笑っている顔もすごく愛おしく思うので、そういう存在がいることも頑張る糧になっていますね。子育ては大変なことも多いですが、子どもの成長はすごく楽しみですし、お仕事も子育ても楽しんで生きていきたいなと思っています。(取材・文:編集部 写真:高野広美)
 
 舞台『醉いどれ天使』は、東京・明治座にて9月5日~20日、大阪・新歌舞伎座にて10月1日~11日上演。※最新情報は公式サイトをご確認ください

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