イコ・ウワイスが伝授！ 家で出来るシラット訓練法 『G.I.ジョー』インタビュー
映画
日本でのロケも話題の『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』で、主人公スネークアイズを“嵐影”の一員として鍛え上げる“武の師範”＝ハードマスターを演じたイコ・ウワイス。シラットの達人として知られ、日本でも多くのファンを持つ彼に、日本で撮影した感想や、共演してみたいアクションスター、さらに家で出来るシラット訓練法を聞いてみた。
【写真】イコ・ウワイス演じるハードマスター 『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』より
10歳からインドネシアのマーシャルアーツであるシラットを学び、2011年のアクション映画『ザ・レイド』に主演、一躍その名を知られるようになったイコ。その後、『スターウォーズ／フォースの覚醒』（2015）、 『マイル22』（2018）などに出演しハリウッド進出も果たした。本作は、イコにとって初のヒーロー映画となり、「自分にとっていい経験になると思い、オファーを受けることにしました」と出演を決めた経緯を明かす。
これまでプロモーションでの来日経験はあるが、日本で撮影するのは初めて。世界遺産の姫路城で撮影した際は、「建物や壁に触ることができないので、アクションシーンを撮るときは何にも触らないように、全ての動きをコントロールしないといけません。撮影はとてもクールでしたが大変でした」と苦労を明かした。
映画『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』より
（C）2021 Paramount Pictures. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. （C） 2021 Hasbro. All Rights Reserved.
今や世界に誇るインドネシアのアクションスターとなったイコだが、共演してみたい俳優を聞いてみると、「僕が初めて仕事をした監督のギャレス・エヴァンスが、参考用にくれた映画があって、それがジャッキー・チェンの映画でした。ジャッキーは伝説なので、ぜひ一緒に仕事したいです。きっと楽しいはず」と回答。「ホントに彼が大好きなんだ。共演は僕の夢です」と笑顔で語った。
さて、このリモートインタビューが行われたのはコロナ禍真っ只中の時期。家に閉じこもり運動不足になっている日本人のために、自宅で出来る簡単なシラットのトレーニングはないか、イコに聞いてみると…。
「もちろんいいよ！」とそれまでより一段高いテンションで、ノリノリで教えてくれるイコ。いい人だ！ イコもコロナ禍は自宅で訓練をしているそうで、実際の動きは下記のリンクからチェックしてほしいが、「筋肉を意識して小さな動きで、身体が固くならないように。筋肉や体の柔軟性を鍛える感じで、毎朝起きた時に、30分やってみて」「大事なのは柔軟性。ハードにせずゆっくりだよ！」と教えてくれた。さらに、インタビューも間もなく終了という時、おもむろに立ち上がって椅子をどかすと、シラットの型を披露してくれる大サービス！ これには取材陣も大盛り上がり。最後は「ありがとうございました」と両手を前で合わせてあいさつする礼儀正しいイコだった。（取材・文：編集部）
映画『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』は公開中。
★インタビューの完全版は、以下のリンクより。
