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松本潤「自分で自分の首を絞めた」 香川照之&杉咲花と語る『99.9』の妥協しない現場

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松本潤「自分で自分の首を絞めた」 妥協しない現場

――本作のタイトルにちなんで、最初はほぼ不可能だと思っていても何とかやり遂げられたことはありますか?

杉咲:私は運動が苦手なのですが、最近ウォーキングマシーンを買って。ドラマを見ながら、毎日歩くようになりました。

香川:僕は料理ですね。絶対一生できないと思っていましたが、コロナ禍で外に出ないようになってやり出してみたら、いい料理人になりました(笑)。

松本:撮影中に油淋鶏(ユーリンチー)を作ってましたよね?

香川:劇中で唐揚げを二度揚げするシーンがあって、それをやってみたんだけど、ベタベタになっちゃって(笑)。

松本:それにアレンジを加えて油淋鶏にすると言っていて。初心者なのにできるのかなと思ったら、とてもおいしくてびっくりしました。

香川:おいしくなる可能性は0.1%もなかったですからね(笑)。


松本:僕は現場かな。今回もだけど、ときたま相手とのやりとり中、これは刺さり切ってないなということがあるんです。“もう少しこういう風にやった方がいい“と思って提案して、皆さんに納得していただいた上で、新しいセリフを覚えないといけないので、自分で自分の首をどんどん絞めていって(笑)。僕がしゃべれないと現場が押すので、すごくヒリヒリしています。不可能だと思う瞬間、自分に「なめんな!」っていう反抗心みたいなものが出て、なんとか乗り切るのをこれまで運よくできているので、今も仕事が続いていますね(笑)。

香川:スペシャルドラマのクライマックスの法廷シーンは、松本さんがいっぱいしゃべりますが、そこは本当に自分の首をお絞めになさってました(笑)。でも変更になった1ページ以上のセリフを30分で覚えて全部しゃべり切っていたから、やっぱり深山が乗り移っているんだなと感じて。あれは0.1%でしたね。

松本:ギリギリセーフでしたね(笑)。今回、やれることはやり切ったつもりです。日本の法律や事件に関して、ふざけてはいるけれど、真摯(しんし)に向き合っている作品だと思うので、そこを含めて観ていただける人が作品から何かを受け取って少しでもプラスに変わってくようなきっかけになったらいいなと、0.1%ぐらい思っています。 (取材・文:高山美穂 写真:小川遼)

 ドラマ『99.9‐刑事専門弁護士‐ 完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜』は、TBS系にて12月29日21時放送。映画『99.9‐刑事専門弁護士‐ THE MOVIE』は12月30日より全国公開。

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