殺し〈1962年〉

【解説/みどころ】
詩人であったベルトルッチが21歳の時に撮った処女作。ローマのテーベレ川の川辺での中年の娼婦の殺害事件を発端に、事件当日、近くをうろついていた若者たちが警察の取り調べを受ける。森でアベックを狙うこそ泥、娼婦相手に高利貸しをしている女のヒモ、時間を持て余した休暇中の兵士、どことなく変わっている男、少女と食事するためにささいな盗みを働いた二人の少年、そして公園で少年を拾おうとする同性愛者。これらの容疑者の証言が「羅生門」のようにフラッシュバックで再現される。原案がパゾリーニであるにもかかわらず、ベルトルッチらしい優雅なスタイルを持った意欲作。
- キャスト
- フランチェスコ・ルイウ/ アルフレード・レッジ/ アレン・ミジェット/
- スタッフ
- 監督: ベルナルド・ベルトルッチ 脚本: ベルナルド・ベルトルッチ ピエル・パオロ・パゾリーニ 原作: ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 原題
- LA COMMARE SECCA
- 上映時間・制作年
- 92分/1962年
- 制作国
- 伊
あわせて読みたい
最新ニュース
おすすめフォト
おすすめ動画 >
-
X
-
Instagram