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東山紀之「何度も泣きそうになりました」 溢れる『ウエスト・サイド・ストーリー』愛語る

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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』への愛を語る東山紀之
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』への愛を語る東山紀之(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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 2月11日より公開される映画『ウエスト・サイド・ストーリー』より、俳優の東山紀之が作品への愛を熱く語るCM映像3種が解禁された。

【動画】東山紀之、『ウエスト・サイド・ストーリー』愛を語る

 伝説のミュージカルをスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した本作は、混とんとした時代の中、偏見と闘いながら夢を追いかける、“今”を生きた若者たちの禁断のラブストーリーを描くミュージカル・エンターテインメント。全米で初登場ナンバーワンを記録したほか、先日発表された第79回ゴールデングローブ賞にて、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)・助演女優賞の主要3部門で最多となる3冠を獲得した。

 東山は15歳の頃に1961年版『ウエスト・サイド物語』と出会い、当時まるで“恋に落ちた”かのように心を動かされたという。その後もジャニーズを代表するアイドルになっていく過程で繰り返し鑑賞し、2004年には少年隊のミュージカルでついに主人公トニーを演じた。

 今回解禁されたのは、この物語を「自身の原点」と語るほど作品を愛する東山が出演するCM映像3種(【泣きそう編】【踊りたかった編】【世界が変わる編】)。【泣きそう編】では「こうやって人間って恋に落ちるんだな。本当に純粋に愛を育んでいこうと。もう何度も泣きそうになりましたね」。【踊りたかった編】では「前作が持ってる良さを、さらに生かしてパワーアップさせた。僕が今まで観たミュージカルの中でも、最高傑作だと思います。中に入って踊りたかったです」。【世界が変わる編】では「前作をはるかに超えていった感じがしますね。この感動を言葉にするのが大変だな。何百回も観るんでしょうね。一本の映画っていうよりコレ(指パッチン)で世界が変わる気がします」と、それぞれ熱く語る姿が収められている。

 一足先に鑑賞した本作について、東山は「一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能なのではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました。そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします」とコメント。

 さらに、ジャニーズ事務所の後輩など若い世代に向けて「(本作を鑑賞して)“愛することの美しさ”を感じ取り、“愛に対する思い”をもう一度考えてほしいですね。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです」とメッセージを送っている。

 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日より全国公開。

【東山紀之コメント全文】

■本作を観た感想
一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能ではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました。そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします。

■『ウエスト・サイド・ストーリー』との出会い
僕らの先輩のジャニーズが、野球の練習が雨で中止になって観に行ったのが、1961年の『ウエスト・サイド物語』で、その話は伝説として残っていました。15歳の頃、(ジャニーズ事務所の)合宿所で僕はそのVHSビデオを観たわけです。ジャニーズの先輩たちと同じように、心が動いちゃいました。文字どおり“恋に落ちた”ようなものです。面白い作品を何度も繰り返し観て、そのたびに楽しむ子供と同じ感覚でした。
一切セリフのないオープニングナンバーから引き込まれ、ジョージ・チャキリスが脚を上げるあのダンスをみんなでマネするわけです。そうやって考えれば、『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思います。

■2004年に少年隊のミュージカルでトニー役を演じたことについて
僕の人生の中であれだけ真剣に取り組んだ作品はなかったでしょう。日本でなかなか演じるチャンスのない『ウエスト・サイド・ストーリー』ですから、まさに真剣勝負でした。ジャニーズ事務所にいてミュージカルを頑張ってきたことが実を結んだのです。社会的な背景を理解し、メンタルから役に入るメソッドは、世界中で『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じたキャストが受けたものであり、その一員になれたことがうれしかったです。

■若い世代に本作を通して伝えたいメッセージ
愛することの美しさ、でしょうか。物語のラストで愛は永遠になるのですが、そこから愛に対する思いをもう一度考えてほしいですね。
(SNSなどで)世界はつながっているので、ダンスの高度なテクニックもみんなすぐにできるんです。今の若い人たちの方が理解が早くて、おそらくこの映画を観て、みんなで意見を言い合うんじゃないでしょうか。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです。『ウエスト・サイド・ストーリー』を観たら、分断がいけないという、本質的な何かに気づくはず。「こうなっちゃいけないから、僕らは何をすべきか」。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、そこを訴えていると思います。

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』東山紀之特別映像<泣きそう>編
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』東山紀之特別映像<踊りたかった>編
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』東山紀之特別映像<世界が変わる>編

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