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アカデミー賞ノミネート発表!『ドライブ・マイ・カー』日本映画初の作品賞、数々の記録が誕生

映画

『ドライブ・マイ・カー』アカデミー賞で日本映画として初の作品賞ノミネート
『ドライブ・マイ・カー』アカデミー賞で日本映画として初の作品賞ノミネート 写真提供:AFLO

 現地時間の2月8日、第94回アカデミー賞のノミネーションが発表された。最多ノミネートを獲得したのはNetflixの『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で、作品賞、監督賞、主演男優賞を含む12の賞で候補入り。また、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が、日本映画として初めて作品賞にノミネートされるなど、数々の新しい記録が生まれた。

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 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』に続くのは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』で10部門、ケネス・ブラナー監督の『ベルファスト』とスティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』がそれぞれ7部門で候補入りした。

 また今年は、『ドライブ・マイ・カー』の快挙をはじめ、ジェーン・カンピオンが女性として初めて2度目の監督賞候補入りを果たしたほか、トロイ・コッツァーが聴覚障害を持つ俳優として初ノミネート、デンゼル・ワシントンが通算10回目となるノミネートを果たし黒人俳優として最高となるなど、新たな記録が生まれた。

 第94回アカデミー賞主なノミネーションは以下の通り。

■作品賞
『ベルファスト』
『コーダ あいのうた』
『ドント・ルック・アップ』
『ドライブ・マイ・カー』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドリームプラン』
『リコリス・ピザ』
『ナイトメア・アリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウエスト・サイド・ストーリー』

■監督賞
ケネス・ブラナー 『ベルファスト』
濱口竜介 『ドライブ・マイ・カー』
ポール・トーマス・アンダーソン 『リコリス・ピザ』
ジェーン・カンピオン 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
スティーヴン・スピルバーグ 『ウエスト・サイド・ストーリー』

■主演男優賞
ハビエル・バルデム 『愛すべき夫妻の秘密』
ベネディクト・カンバーバッチ 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アンドリュー・ガーフィールド 『tick,tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』
ウィル・スミス 『ドリームプラン』
デンゼル・ワシントン 『マクベス』

■主演女優賞
ジェシカ・チャステイン 『タミー・フェイの瞳』
オリヴィア・コールマン 『ロスト・ドーター』
ペネロペ・クルス 『Madres paralelas(原題)』
ニコール・キッドマン 『愛すべき夫妻の秘密』
クリステン・スチュワート 『スペンサー ダイアナの決意』

■助演男優賞
キアラン・ハインズ 『ベルファスト』
トロイ・コッツァー 『コーダ あいのうた』
ジェシー・プレモンス 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
J・K・シモンズ 『愛すべき夫妻の秘密』
コディ・スミット=マクフィー 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■助演女優賞
ジェシー・バックリー 『ロスト・ドーター』
アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』
ジュディ・デンチ 『ベルファスト』
キルステン・ダンスト 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アーンジャニュー・エリス 『ドリームプラン』

■脚本賞
ケネス・ブラナー 『ベルファスト』
アダム・マッケイ、デヴィッド・シロタ 『ドント・ルック・アップ』
ザック・ベイリン 『ドリームプラン』
ポール・トーマス・アンダーソン 『リコリス・ピザ』
ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト 『The Worst Person in the World(英題)』

■脚色賞
シアン・ヘダー 『コーダ あいのうた』
濱口竜介、大江崇允 『ドライブ・マイ・カー』
ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、エリック・ロス 『DUNE/デューン 砂の惑星』
マギー・ギレンホール 『ロスト・ドーター』
ジェーン・カンピオン 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■国際長編映画賞
『ドライブ・マイ・カー』(日本)
『Flee(原題)』(デンマーク)
『Hand of God ‐神の手が触れた日‐』(イタリア)
『ブータン 山の教室』(ブータン)
『The Worst Person in the World(英題)』(ノルウェー)

■長編アニメ映画賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee(原題)』
『あの夏のルカ』
『ミッチェル家とマシンの反乱』
『ラーヤと龍の王国』

■長編ドキュメンタリー賞
『Ascension(原題)』
『Attica(原題)』
『Flee(原題)』
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
『Writing with Fire(原題)』

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