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ゴールデン・グローブ賞<映画の部> 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』が3冠

映画

ゴールデン・グローブ賞<映画の部>3冠の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(上)と『ウエスト・サイド・ストーリー』(下)

ゴールデン・グローブ賞<映画の部>3冠の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(上)と『ウエスト・サイド・ストーリー』(下) 写真提供:AFLO

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ジェーン・カンピオン

濱口竜介

 第79回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間1月9日に行われ、映画の部では、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と『ウエスト・サイド・ストーリー』がそれぞれ作品賞を含む3冠を達成した。濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』は、日本映画として62年ぶりの快挙となる非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞した。

【写真】3冠を達成したNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』フォトギャラリー

 ドラマ部門の作品賞を受賞した『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、ジェーン・カンピオン監督が監督賞を受賞し、コディ・スミット=マクフィーの助演男優賞とあわせて3つの賞に輝いた。カンピオン監督は前回の『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督に続き、監督賞・作品賞を同時受賞した史上2人目の女性監督となった。

 スティーヴン・スピルバーグ監督がリメイクし、コメディー/ミュージカル部門の作品賞に輝いた『ウエスト・サイド・ストーリー』。同作からは、レイチェル・ゼグラーが女優賞、アリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得し、3冠を獲得した。

◆テレビ放送・配信なしでの発表

 ゴールデン・グローブ賞は、例年ならばアカデミー賞の行方を占う前哨戦として注目を集める重要な賞のひとつ。しかし昨年はじめに、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)に所属する約90名の会員のうち、アフリカ系が1人もいなかったことが明るみに出たのをきっかけに、会員の多様性の欠如と、それによる評価基準の偏りが疑問視されていた。

 これを受け、大手スタジオや有名俳優らが、問題が是正されるまで参加の拒否を表明し、テレビ放送を予定していた米NBCは、今年の放送を取り止めることを発表。従来は、美しく着飾った関係者らが一同に介し、会食を伴う華やかな授賞式が行われていたが、今年は生配信も行わず、公式SNSとウェブサイトで結果発表が行われた。

 第79回ゴールデン・グローブ賞<映画の部>の主な受賞結果は以下の通り。(★が受賞作品&受賞者)

●作品賞(ドラマ)
『ベルファスト』
『コーダ あいのうた』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドリームプラン』
★『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

●女優賞(ドラマ)
ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
オリヴィア・コールマン 『ロスト・ドーター』
★ニコール・キッドマン『BEING THE RICARDOS(原題)』
レディー・ガガ『ハウス・オブ・グッチ』
クリステン・スチュワート『スペンサー(原題)』

●男優賞(ドラマ)
マハーシャラ・アリ『Swan Song(原題)』
ハビエル・バルデム『BEING THE RICARDOS(原題)』
ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
★ウィル・スミス『ドリームプラン』
デンゼル・ワシントン『The Tragedy of Macbeth(原題)』

●作品賞(コメディー/ミュージカル)
『シラノ』
『ドント・ルック・アップ』
『Licorice Pizza(原題)
『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』
★『ウエスト・サイド・ストーリー』

●女優賞(コメディー/ミュージカル)
マリオン・コティヤール『アネット』
アラナ・ハイム『Licorice Pizza(原題)』
ジェニファー・ローレンス『ドント・ルック・アップ』
エマ・ストーン『クルエラ』
★レイチェル・ゼグラー『ウエスト・サイド・ストーリー』

●男優賞(コメディー/ミュージカル)
レオナルド・ディカプリオ『ドント・ルック・アップ』
ピーター・ディンクレイジ『シラノ』
★アンドリュー・ガーフィールド『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』
クーパー・ホフマン『Licorice Pizza(原題)』
アンソニー・ラモス『イン・ザ・ハイツ』

●助演女優賞
カトリーナ・バルフ『ベルファスト』
★アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』
キルスティン・ダンスト『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』
ルース・ネッガ『PASSING ―白い黒人―』

●助演男優賞
ベン・アフレック『The Tender Bar(原題)』
ジェイミー・ドーナン『ベルファスト』
キアラン・ハインズ『ベルファスト』
トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』
★コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

●監督賞
ケネス・ブラナー『ベルファスト』
★ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
マギー・ジレンホール『ロスト・ドーター』
スティーヴン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『DUNE/デューン 砂の惑星』

●非英語映画賞(旧外国語映画賞)
『Compartment No. 6(英題)』ドイツ/ロシア/フィンランド
★『ドライブ・マイ・カー』日本
『The Hand of God(英題)』イタリア
『A Hero(英題)』イラン/フランス
『Parallel Mothers(英題)』スペイン

●アニメ作品賞
★『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee(原題)』
『あの夏のルカ』
『My Sunny Maad(原題)』
『ラーヤと龍の王国』

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