『モービウス』、中村悠一、杉田智和、小林ゆうら日本語吹替版声優決定
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俳優ジャレッド・レトが主演する映画『モービウス』より、日本語吹き替え版声優として、中村悠一、杉田智和、小林ゆうらが出演することが決定した。
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ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズ(Sony Pictures Universe of Marvel Characters)として登場した新キャラクター、モービウスを描く本作。マーベル・コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウスを、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優のジャレッド・レトが演じる。
天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス(ジャレッド)。幼い頃から治療のすべがない血液の難病を患っていた彼は、同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友マイロ(マット・スミス)のためにも、一日も早く治療法を見つけ出したいという思いから自らの体に実験的な治療を施す。
それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。投与すると、病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的スピードと飛行能力、周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダー能力を手にすることに。しかしその代償は、抑えきれない“血への渇望”だった。
まるで血に飢えたコウモリのようになってしまった彼は、自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つ。そんなマイケルの前に、親友マイロが現れ、生きるためにその血清を投与してほしいと頼んでくる。マイロからの懇願を「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続けるマイケル。しかしNYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する―。
今回発表されたのは、本作の日本語吹き替え版声優。主人公モービウス役を務めるのは、アニメ『呪術廻戦』の五条悟役やMCU作品『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役などを担当する中村悠一。また、親友マイロ役にはアニメ『銀魂』の坂田銀時役や、MCU作品『エターナルズ』でキンゴ役を務める杉田智和。モービウスの同僚で優秀な女性医師マルティーヌ役に、アニメ『進撃の巨人』のサシャ・ブラウス役やアニメ『銀魂』の猿飛あやめ役で知られる小林ゆう。
そのほか、モービウスを追い詰めるFBI警察官ストラウド役に、『ワイルド・スピード』シリーズのドミニク・トレット役やアニメ『テニスの王子様』の真田弦一郎役を務める楠大典。少年時代のモービウス役にアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエルメェス役を務める田村睦心。少年時代のマイロ役にアニメ『半妖の夜叉姫』の日暮とわ役を務める松本沙羅と、豪華声優陣が集結している。
役作りについて、モービウス役の中村は「今作の持つ『闇』の部分、そこに医師として人命を優先して考えるモービウスの葛藤を交えながらじっくりと役作りをさせて頂きました」とコメント。マイロ役の杉田は「自分なりに色々調べて役と向き合いました。マイロとモービウスの関係は損得以上に、似た境遇で見えない出口を共に探っている同士のように見えました。どのような結果であっても、彼の出した答えに迷いがあってはいけないと思い、向き合う事を絶対に諦めなかったです」と振り返る。
マルティーヌ役の小林は、本作について「圧巻の映像美を前に、一瞬で心を鷲掴みにして、作品の世界へ連れて行ってくださいます。映像、音楽、効果音、ストーリーその全てが圧倒的で心動かされます。スピード感溢れる大迫力のアクションシーンも見所のひとつですが、緻密で繊細な麗しさに目が離せません」と語っている。
映画『モービウス』は、4月1日より日米同時公開。
キャストのコメント全文は以下の通り。