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早見沙織&浪川大輔が新たに吹き替え 『ローマの休日』、金ローで18年ぶりに放送

映画

 オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックが共演した映画『ローマの休日』(1953)が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)にて18年ぶりにデジタルリマスター版で放送される。「金ロー」オリジナルの新たな吹き替え版で、アン王女(オードリー)を早見沙織、ジョー・ブラッドレー(グレゴリー)を浪川大輔が務める。

【写真】ジョー・ブラッドレーの吹き替えを務める浪川大輔

 1953年(日本では54年)に公開された本作は、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックによるロマンティックラブストーリー。アカデミー賞で主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞し、世界的に大ヒットを記録。オードリーは初主演となった本作で世界的人気女優となった。

 とある国の王女アンは、ローマ滞在中に抜け出し、新聞記者のジョーと出会う。正体を隠して街を駆けまわるが、実はジョーは正体に気づいていて―。

 早見は吹き替えオファーが来た時の心境を「子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした。マネージャーさんからは初め、タイトルを聞かずに『劇場版の吹き替えがある』とだけ聞いていて、その後さらっと『“ローマの休日”をやる』と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました」と明かす。

 また、「18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるという事で、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体嬉しく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります…。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)」と視聴者にメッセージを寄せた。

 浪川は「名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごく嬉しかった一方で、『本当にやるの? できるかな?』と…。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『嬉しい!』という気持ちが一番強かったです」とコメント。

 さらに、「名作が18年ぶりに『金曜ロードショー』に登場! しかも新録自体も久々です! 『名前は知ってるけどちゃんと見た事ない』という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。本当に素敵な映画なので是非見てください!」と視聴者にメッセージを寄せた。

 吹き替えはこのほか、カメラマンのアービング役を関智一、美容師のマリオ役を関俊彦、ヘネシー支局長役を茶風林が務める。

 映画『ローマの休日』(新吹き替え版、デジタルリマスター版)は、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて5月13日21時放送。

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