田中圭がチャニング・テイタムの声を吹き替え 小野賢章がナレーションする『ザ・ロストシティ』日本版予告解禁
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女優サンドラ・ブロックと俳優チャニング・テイタムがダブル主演する映画『ザ・ロストシティ』の日本語吹き替え版で、俳優の田中圭がチャニング演じる“クセ強”なイケメンモデル、アラン役の吹き替えを務めることが発表された。併せて、小野賢章がナレーションを務める本予告映像が解禁された。
【動画】小野賢章がナレーションを務める『ザ・ロストシティ』日本版予告
本作は、伝説の古代都市を巡るアドベンチャー作品。サンドラ&チャニングのほか、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットと、ハリウッドが誇る豪華スターが競演する。
主演でプロデューサーも務めるサンドラが演じるのは、人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ。彼女が書いたロマンティックな冒険小説をきっかけに、伝説の古代都市ロストシティをめぐるド派手で予測不能なノンストップ・アドベンチャーが開幕。彼女の作品の主人公ダッシュを演じる薄っぺらいセクシーカバーモデルのアラン(チャニング)、謎の億万長者フェアファックス(ダニエル)、そしてさっそうと登場する謎の超絶イケメン、ジャック(ブラッド)らがとびきりユニークでクレイジーなキャラクターたちが登場する。。
3月25日に全米で公開され、オープニング週末3日間の興収が3100万ドルを記録し、初登場No.1を獲得。米レビューサイトRotten Tomatoesのポップコーンメーターは80%超えと特に観客から絶賛の声が続々。サンドラ・ブロックも「まさに今こそ、こういった現実逃避できる底抜けに楽しい映画が求められているし、だから私たちはこの映画を作ったの」とコメントしている。
今作の最大の見どころはダブル主演のサンドラとチャニングのセリフの掛け合い。その会話の楽しさを余すことなく日本の観客へも100%訴求したいということで、米パラマウントピクチャーズと日本オフィスの間での協議の結果、日本語吹き替え版の制作&上映が決まった。
アランは、常にシャツのボタンほぼ全開でセクシーアピールをするカバーモデル“ダッシュ”にふんし、自ら吹き消したキャンドルでライトを探そうとするおバカで“クセの強い”キャラクター。チャニング自身「正直かなり頭がおかしいと思う」と言いながら演じたこの“クセ強”キャラを、田中圭が演じる。
チャニングにも負けず劣らず筋肉質で体格も抜群な田中は、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)のラッセル役(カイル・チャンドラー)以来の吹き替え声優挑戦にあたり、「声優のお仕事は、もう一度挑戦したい念願のお仕事だったので、嬉しかったです。オファーをいただいて、字幕もなく、吹き替え台本を見ながら映画を見たのですが、言語も関係なく笑わされるシーンもあれば格好良いシーンもあって、すごくバランスがいい映画だと思いました。大胆なボケもハリウッド映画だなと、面白い作品で、やりたいという思いが強かったです。『やったあ!』、『頑張ろう!』と、メラメラしました」とコメント。
そのほか、主演のサンドラ・ブロックは本田貴子、ダニエル・ラドクリフは小野賢章、ブラッド・ピットは堀内賢雄と、各キャストの吹き替えを長年担当してきた声優陣が担当する。
日本版予告のナレーションは、本編でダニエルの吹き替えも担当する小野賢章。今回ダニエルが演じているのが、“秘宝”を狙う億万長者役。『賢者の石』から『死の秘宝』まですべて演じ通した『ハリー・ポッター』シリーズを筆頭に、長年ダニエルの吹き替えを担当してきた小野がナレーションを務めることに。ナレーションの明るい口調と変わって、ひたすらに卑しい悪役に徹した劇中のならずモノっぷり、そして田中との吹き替え共演も見どころだ。
映画『ザ・ロストシティ』は、6月24日より全国公開。