田中圭、膨大なセリフ量に「難しかったけど、全部が楽しかった」 『ザ・ロストシティ』 吹き替え版予告解禁
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女優サンドラ・ブロックと俳優チャニング・テイタムがダブル主演する映画『ザ・ロストシティ』より、チャニング演じるイケメンモデル、アラン役の吹き替えを担当した田中圭のアフレコシーンも収録した吹き替え版予告が解禁された。
【動画】『ザ・ロストシティ』 日本語吹き替え版予告
本作は、伝説の古代都市を巡るアドベンチャー作品。サンドラ&チャニングのほか、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットと、ハリウッドが誇る豪華スターが競演する。
主演でプロデューサーも務めるサンドラが演じるのは、人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ。彼女が書いたロマンティックな冒険小説をきっかけに、伝説の古代都市ロストシティをめぐるド派手で予測不能なノンストップ・アドベンチャーが開幕。彼女の作品の主人公ダッシュを演じる薄っぺらいセクシーカバーモデルのアラン(チャニング)、謎の億万長者フェアファックス(ダニエル)、そしてさっそうと登場する謎の超絶イケメン、ジャック(ブラッド)らがとびきりユニークでクレイジーなキャラクターたちを演じる。
吹き替え版予告映像では、田中の吹き替えシーンがお披露目。
ジャングルで追手から逃げる中、背中に大量のヒルが張り付いていることに気づきパニックになるシーンでは、アランは慌て叫び大騒ぎ。ヒルに触れることもできずに、ロレッタ(サンドラ)に取ってもらうというチャーミングさ全開。演じたチャニングのリアクションに負けじと、田中が全力で慌てふためく。
この映像からも分かる通り、テンポが良く軽快な会話の応酬が魅力の本作で、田中は膨大なセリフ量に挑戦。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)に続く3度目の実写映画吹き替えに、「吹き替えはすごくやってみたいという思いがあったので、今回機会を頂けて、頑張りたいなと素直に嬉しかったし、やりたいという気持ちが強かったです」と、念願のオファーであったことを明かした。
本作については、「クスって笑っちゃうところもあれば、かっこいいところもありバランスがよくて、大胆なボケが『海外(ハリウッド)の映画っぽいな』と感じ面白く観ました」とコメント。気合十分で臨んだアフレコを終えると、「とても難しかったです! あまりに難しくて、途中で心が折れそうになる瞬間が何度もありました。今回改めて思ったのは、自分の声は自分が思っている以上に若いということ。色んなことを気を付けながらというのがすごい難しかったです」と、率直な感想を口にした。
一方で、「全部のシーンが難しかったですが、全部のシーンが楽しかったです。これでいいのかな、やりすぎかな?と思いながらも、あてることが楽しかったです」と、とても楽しんだ模様。チャーミングで臆病でちょっとおとぼけというクセ強なキャラクターを演じたが、自身と似ているところについて問われると、「ふざけたがりなところが似ている」と分析。映画と同じジャングル脱出というシチュエーションに置かれたら?という質問には、「虫が嫌いだから全然テンションがあがらないし、かっこよく謎解きはできない!」と、おちゃめに語った。
最後に田中は「チャニング・テイタムさんの魅力をそのまま伝えようと頑張りました。笑えて、興奮して、ドキドキできるとても楽しい映画になっています!」と本作をアピール。全力で収録に臨んだ田中の演技に注目だ。
映画『ザ・ロストシティ』は、6月24日より全国公開。