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松本梨香、飯田里穂、高島雅羅、杉田智和、韓国発ホラー映画『女神の継承』日本語吹替版に参戦

映画

 韓国映画界の気鋭ナ・ホンジンが原案・プロデュースを手がけ、タイ出身のバンジョン・ピサンタナクーン監督がメガホンをとったホラー映画『女神の継承』の、日本語吹替版の制作が決定。吹替版に声優の松本梨香、飯田里穂、高島雅羅、杉田智和が出演することが発表された。

【写真】『女神の継承』日本語吹替版に出演するキャスト陣

 本作は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が原案・プロデュース。タイの祈祷師をモチーフに、そのエッセンスは本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成した。タイ東北部イサーン地方を舞台にした本作は、見る者を社会の常識が通用しない戦慄(せんりつ)の秘境へと招き入れていく。

 小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷(きとう)師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれてひょう依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取りついている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった…。

 バンジョン監督はタイの祈祷文化を深く知るために、1年をかけ30人以上の祈祷師たちと会い、祈祷師たちの独自の儀式や信念を考慮し、専門家の力を借りながら『女神の継承』の世界観を創り上げた。

 このたび、吹替版には実力派キャストが集結。女神に仕える当代の祈祷師・二ムには松本梨香。不可解な現象に襲われる祈祷師一族の末裔・ミンには飯田里穂。ミンの母で、祈祷師になることを拒んだノイには高島雅羅。そして、彼女たちが救いを求める祈祷師・サンティ役を杉田智和が担当する。

 一足先に、吹替を終えたキャスト陣からは、多彩なコメントが到着。二ム役を務めた松本は「見どころは呪文の吹き替え部分。難しかったぁ〜♪」とコメントし、儀式シーンにも果敢に挑んだ様子が伺える。また、ミン役の飯田は「どこかに実在するであろう世界と奇妙な世界の狭間に入り込んでしまう、中毒性のある作品でした」と作品の魅力を語る。さらに、ノイ役の高島は「ドォゴワッ!として、ウゲボボボ〜となってフヒャーッとなって、ギャッパラパ〜となります。猛暑の夏におすすめです」と意味深なコメントを残し、サンティ役の杉田は「絶対に『よろしくお願いします』とおすすめできません。これもまた、呪いかな。しかし何故か足が映画館に向いていた…」と本作の持つ奇妙な”力”を感じさせる内容となっている。

 『女神の継承』吹替版は、配信を待たずに早くも8月11日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、一夜限りの特別上映が決定した。上映時間などの詳細は後日発表の予定だ。

 映画『女神の継承』は、7月29日より全国公開。

 コメント全文は以下の通り。

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