東山紀之、『必殺仕事人』シリーズを卒業する遠藤憲一に「また出ちゃいなよ(笑)」
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■知念侑李(リュウ役)
リュウ役の知念侑李です。あけましておめでとうございます。昨日まで、お正月でだらだらとした生活を過ごしていたので、今日は先輩方やたくさんのカメラの前でとても緊張しております。
――遠藤さん演じる陣八郎と一番一緒にいることの多かったリュウを演じておられますが、印象的なエピソードや、今回で卒業される遠藤さんへのメッセージをお願いします。
いろいろな思いがあるんですが、一番最近の思い出で印象的なのは、タクシーで撮影所に行ったときのことです。玄関のところにタクシーが停まっていて、運転手の方と遠藤さんが話をされていたんです。「これは何か揉めているのかな…」と思って急いで行ったら、それがすごく珍しいタクシーだったらしくて、笑顔で写真を撮っていました(笑)。あと、遠藤さんは対峙すると見た目がちょっと怖くて(笑)、いつもドキドキしてしまうんです。でもカメラが回っていないときの遠藤さんは笑顔がとてもチャーミングで、いつもそこで安心させていただいていました。
――新年を迎え、改めて今年の抱負や挑戦してみたいことがあれば教えてください。
「二礼二拍手…作法どうやってやるんだっけ?」と考えていたら、気付いたら皆さんの列に戻っていました(笑)。今年は20代最後の年なので、ここでしっかりやっていかないと、ただのおじさんになってしまう!(笑) なので、もう一度「知念は動けるんだ」というところをお見せできるように、しっかり鍛えて…素晴らしい見本が近くにいらっしゃいますので、東山さんのようになりたいなと思います。
――本作は“必殺シリーズ50周年”、東山さん主演の『必殺仕事人』が15周年と、大きな節目を迎える作品ですが、皆さんがこれまでに迎えた大きな節目はどのタイミングでしたか?
僕は中学一年生ですね。静岡から東京に引っ越してきて、そこからジャニーズとしての活動が変わっていきました。
――ずばり、“必殺”はどんな存在ですか?
毎年、年初めに撮影するんですが、この現場に行くことによって、1年分の気合いを入れてもらえる現場です。先輩方とご一緒できる機会も減ってきていますので、そういう意味でも、僕にとって貴重な場です。