世代を超えて認知される『タイタニック』のすごさとは? 最近話題のエンタメ作品にも登場
1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故をベースに、新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズの身分違いの愛の物語を描く『タイタニック』。船上で運命的な出会いを果たした2人は強く引かれ合い、次第に強い絆で結ばれていくが、2人の乗船する不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われてしまう。
生と死のはざまでも互いを思い、愛し合うジャックとローズ。美しくエモーショナルに映し出される、身分の違いを越えた2人の姿が多くの感動の涙を誘ったが、世界中に知られている2人の愛の物語は、いまや男女の関係を示す代名詞的存在にもなっている。
昨年12月よりNetflixで配信されている韓国の恋愛リアリティー番組『脱出おひとり島<シーズン2>』では、軍隊出身の肉体派男性とピアノが得意な清楚(せいそ)系美女という、全く正反対の2人が引かれ合う様子をMC陣が「タイタニックみたい!」と表現。身分の違う2人が恋に落ちるという、ローズとジャックのストーリーが全世界に知られているものだからこそ、「タイタニックみたい!」と表現するだけで、どの国の人も、どの世代の人も、その男女の関係が理解できるのだ。
映画『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』は、2月10日より2週間限定で劇場公開。