永瀬正敏主演×アナーキー・藤沼伸一監督、映画『GOLDFISH』予告解禁 甲本ヒロトらがエール!
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パンクバンド”アナーキー(亜無亜危異)”のギタリスト・藤沼伸一の初監督作品で、永瀬正敏が主演を務める映画『GOLDFISH』より、予告編が解禁。また、ミュージシャンたちから本作へのエールが到着した。
【動画】永瀬正敏主演、映画『GOLDFISH』予告編
藤沼監督自身のすべてをモチーフにしたという本作は、10代でメジャーデビューしたバンド「ガンズ」が空白の時を経て、50代で再結成するいきさつを描いているが、ミュージシャンの苦悩や挫折、孤独感などの普遍的テーマにも内側から触れている。
タイトルの『GOLDFISH』には、金魚はフナが品種改良され観賞用として売買されており、エンターテイメントは金魚のような存在なのではないかという監督の思いが込められている。
予告編では、主人公イチ(永瀬)がかつてのバンドメンバーを誘って再結成を始めていく中で、ロックの呪縛を抱えながら苦悩するハル(北村有起哉)が、死神のような不気味さを漂わせる男(町田康)の幻影から逃れられず落ちていく様子を垣間見ることができる。
さらに、陣内孝則、甲本ヒロト、チバユウスケ、奈良美智、三代目魚武濱田成夫からは一足早く、本作へ向けて、エールともいえる以下のようなメッセージが届いた。
■陣内孝則(昔のバンド仲間)
藤沼が? 映画監督? なんで?少々驚いた。
でも作品を観てみたら、バンドマンの監督だからこその、ポップコーンムービーじゃない、ヒリヒリするような青春のアリバイとバンド映画のリアルを感じた作品だった。藤沼伸一の新たな才能に嬉しくなった作品です。
■甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)
どうしようもねえ奴らが集まって、だけどコイツらにしか出来ねえことをやる。
そんなバンドがかっこいい。アナーキーもそうだ。
この映画は、藤沼伸一にしか出来ねえこと、だと思った。いつもかっこいいです。
■奈良美智(美術家)
過去を懐かしむのはまっぴら御免! ハッピーな同窓会なもんか! 世の中は相変わらずくだらないが、令和の今から投げかけてくる、大人になった俺たち世代への自問自答。答えが降って来るわけじゃないが、俺たちはまだ死んじゃいない。
■チバユウスケ(The Birthday)
笑って泣いて、泣いて笑った。また今から生きるよ。ありがとう 藤沼さん
■三代目魚武濱田成夫(詩人)
“金魚でいるべきか? 鮒でいるべきか? それが問題だ。”
あとは、自分で考えろ!ってことですよね! 伸一さん。
さらに、立川談慶、大槻ケンヂ、PANTA、PERSONZ、ダイアモンドユカイ、町田康、漫画家の吉田聡…とミュージシャンや著名人たちからも続々とコメントが寄せられており、今後公式HPや劇場販売用パンフレット等ですべて明かされる予定だ。
映画『GOLDFISH』は、3月31日より全国順次公開。