小芝風花主演『波よ聞いてくれ』、北村一輝がラジオ局チーフD役に 片寄涼太＆原菜乃華ら共演キャスト発表
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女優の小芝風花が主演を務める、沙村広明の人気漫画を原作とする4月21日放送開始のドラマ『波よ聞いてくれ』（テレビ朝日系／毎週金曜23時15分）に、俳優の北村一輝、片寄涼太（GENERATIONS）、原菜乃華が出演することが発表された。
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本作は、「月刊アフタヌーン」（講談社）で連載中の沙村広明による同名漫画を初の実写化。小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂させたことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く。
北村が演じるのは、ラジオ局の制作チーフディレクター・麻藤兼嗣役。バーで偶然出会った酔っ払いのミナレの失恋話を聞いたことをきっかけに、ミナレのラジオパーソナリティーとしての素質を見出し、言葉巧みにラジオの世界へ誘う張本人だ。ミステリアスな雰囲気を醸しながら、冗談を言ったり、話を煙に巻いたり、破天荒ヒロイン・ミナレを翻弄する物語のフィクサー的存在を演じる北村は、「この作品は一言で言うとカオスです（笑）。こういう新しく、実験的な作品が新しい一歩になるんじゃないかなと思います」と期待を語る。また、撮影が始まり、新生・小芝を目の当たりにした北村は、「これまでのイメージともまた違い、すごく面白い！ 金髪で眉間にしわを寄せながら、下からグッと睨まれるシーンがありますが、かっこよかったですよ。思わず『ヤンキーが似合うね』と言っちゃった（笑）。そういう迫力のある役柄が似合う女優さんは、最近は貴重ですよ」と大絶賛。
一方の小芝も、「北村さんは麻藤さん味がすごくあるなと思いました。麻藤さんは『ミナレの声をおもちゃにして遊びたいんだよ』という子ども心も持ってる人なのですが、 北村さんご自身も同じように持っている方で、お芝居中もいろんなアイデアを楽しそうにどんどん提案してくださるんです」と語る。
小芝とは9年ぶりの共演となる片寄は、ミナレのアルバイト先のスープカレー店「ボイジャー」で働く同僚・中原忠也に扮する。ミナレに思いを寄せ、隙あらばアタックするも、その度にミナレには華麗にスルーされるピュアな男で、ミナレに降りかかるトラブルに巻き込まれるという役どころ。小芝と久しぶりの共演となる片寄は、「いい意味で久しぶり感がありませんが、でも、小芝さんのミナレ役のスイッチが入る時の目が変わる瞬間にドキッとします」と明かす。小芝も片寄同様に、「テレビでは拝見していたので、勝手に久しぶりじゃない感じはしてるんです（笑）。知っている人がいる安心感を感じています」と信頼感をにじませる。
麻藤の部下で、円山ラジオ（MRS）の制作部アシスタントディレクター（AD）の南波瑞穂役を演じるのは、映画『すずめの戸締まり』で一躍注目を集めた原菜乃華。初の社会人役に挑戦する原は、原作では自身が演じる南波が「推しメンだった」そうで、「演じられることになり、とても嬉しかったです！」と表情をゆるませる。初共演する小芝を「本当に優しくて、気配り上手な方で、とても憧れます」と語る原に対し、小芝も「とにかく声がめちゃめちゃ可愛い！」とメロメロ。さらに、「瑞穂は1番真面目そうに見えて、ちゃんと変なところを持っている役なので、そこをどう表現してくれるんだろうっていうのが楽しみです！」と期待を寄せた。
金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』は、テレビ朝日系にて4月21日より毎週金曜23時15分放送。
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