町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、『unknown』出演決定 田中圭&吉田の“おっさんず”コンビ再び
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■吉田鋼太郎(闇原海造役)
――本作に出演が決まった際のお気持ちは?
貴島プロデューサーの作品で、田中圭くんがいて、監督が瑠東(東一郎)と、『おっさんずラブ』チームなので、またあのチームで面白いものができるのではないかとワクワクしました。ただ、ドラマで吸血鬼って、どこまで弾けていいものなのか、その弾け方が視聴者の方に受け入れられるのか…というのが、ちょっと未知数ではありますけど(笑)。でも、なにせすごい方ばかりですし、僕は特に、(高畑)充希も含め、気心が知れたメンバーが多いので、より一層面白いものにしていきたいな、と思いました。
――すでに台本が全話完成しているとうかがいました。お読みになった感想は?
読み始めるとこれからどうなっていくのかな、と気になる作品でしたし、とても多彩な顔ぶれで、主張が強いといいますか、キャラの濃い方がたくさん出てきますので、どのシーンをとっても見どころが多いんじゃないかな、と思いました。かなり濃いドラマになると思います(笑)。
――闇原海造はどんな人物だと思いますか? またどんな風に演じようと思っていますか?
僕が子どもの頃を思い起こすと、ピーター・カッシングさんという吸血鬼役で知られる役者さんがいらっしゃいまして、吸血鬼というと彼のイメージがあるんですよ。髪をオールバックにして…って、僕の剃り込みもその髪型にはちょうどいいと思うんですけど(笑)、今回はきっとそういう役作りじゃないんですよね。どうせやるなら吸血鬼っぽくやりたいという気持ちも少しあるんですが、今回は姿形も普通の人と変わらないし、言動や生活も完全に普通の人というギャップが面白いと思います。
――娘役の高畑充希さんの印象をお聞かせください。
充希はすごく達者なんですよ。『東京センチメンタル』(2014年ほか)というドラマで、長い期間がっつり一緒にやっていたので、気心も知れていますし、彼女がいかに芝居がうまいか、いかに根性があるかということもよく知っています。ずっとまた共演したいと思っていたので、ものすごくうれしいです。
――“おっさんずラブチーム”の一員でもある田中圭さんの印象をお聞かせください。
この間、久々に圭と一緒にドラマをやったんですよ(『死神さん2』)。そしたら、すごくやりやすい! 未知数なことがまだたくさんあって、それがどんどん出てくるんですよ。やっぱりいい役者だなぁと思いました。「僕らは役者としてとても相性がいいのではないか」と思いながらやっていました。思いがけないことがたくさん生まれるので、今回また圭と一緒にやれることがうれしいし、楽しみです。
――妻役の麻生久美子さんの印象もお聞かせください。
テレビや映画で見ていていると、本当に素敵な女優さんで、大好きです。以前、プライベートで偶然お会いした時にちょっとご挨拶したんですけど、その時も「なんと美しい素敵な方なんだろう」と思いました。今回、夫婦役でご一緒できるということで、本当にドキドキしています。
――これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることを教えてください。
麻生さんと充希との絡みが多いと思うので、いかに台本に書かれていることを超えたお芝居が生まれてくるのか、というのが楽しみです。家族としての雰囲気作りは、きっと充希が先導してやってくれると思うんですよね。だから、僕は充希がもってくる演技プランをどう崩していくかを考えていきます(笑)。本当の親子って遠慮せずにズケズケものを言うじゃないですか。その“ズケズケ感”みたいなものが出せるといいな、と思っています。
――誰にも言えない“unknownな”秘密はありますか?
それはもちろんあります! 言える範囲のものだと…ちょっと疲れている時って、味の濃いものが食べたくなるんですよ。そんな時に、例えば奥さんがカレーを作ってくれていたとするじゃないですか。それをこっそり味見して、ちょっと味を足したくなっちゃう時があるんです(笑)。僕、カレーに醤油を入れるのが好きなんですよ。だから、疲れている日は、こっそり醤油を足すんですが、ほぼバレますね(笑)。
――世の中に存在しないと言われる、ファンタジーな生き物をどこまで信じますか?
僕はいわゆる霊感と言われるものがないので、見たり聞いたりしたことのないものは、まったく信じないです。奥さんに「私、吸血鬼なの」って言われたら、きっとビックリしますけど、「何言ってんの!?」とツッコんで、いつも通りの日常に戻ります(笑)。
――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
皆さんが今まで見たことがない設定のドラマだと思いますし、非常に強力な俳優の方々が集結しているので、絶対面白くなると思います。僕も素敵なドラマにできるよう芝居に取り組んでいきたいと思いますので、ぜひご覧ください。