スピルバーグ、『インディ・ジョーンズ5』を絶賛「インディを作れるのは自分だけだと思っていた」
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人気アクションアドベンチャーシリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。これまで同シリーズで監督を務め、今回メガホンを譲ったスティーヴン・スピルバーグが同作の出来を称賛した。
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「インディ・ジョーンズ」は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、人気アクションアドベンチャーシリーズ。これまで4作品をスピルバーグが監督してきたが、本作では製作総指揮にまわり、『LOGAN/ローガン』や『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド監督に初めてメガホンを譲った。
Varietyによると、Time 100 Summitに出席したスピルバーグ監督が『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観たかと聞かれ、「2日前に観たところです」とコメント。「ディズニーのトップ向けに試写会が開かれ、ジェームズ・マンゴールド監督と一緒に観ました。みんな気に入っていましたよ。本当に素晴らしい『インディ・ジョーンズ』映画でした、ジェームズの仕事を誇らしく思います」と述べた。
そして、「明かりがついたとき、試写会場にいた人たちに向かって、『なんてことだ! インディの映画の作り方を知ってるのは僕だけだと思ってた!』と言いましたよ」と続けている。
シリーズ最新作となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、アポロの月面着陸計画を巡り、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年が舞台。インディ・ジョーンズが、宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間でうごめくナチス残党の陰謀を阻止するために、最後にして最大の冒険に挑む。ハリソン・フォードがインディを演じる最後の作品となることが発表されている。
ハリソンのほか、マッツ・ミケルセンやフィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラスが出演し、サラー役のジョン・リス=デイヴィスがカムバック。また先日公開されたトレーラーでは、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で相棒を務めたキー・ホイ・クァン演じるショート・ラウンドを思わせる謎の少年も登場している。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、6月30日より全国公開。