中川家・剛、パニック障害に苦しむ中で超大物芸人から受けた“荒療治”「1人だけ違う角度から」

兄弟漫才師の中川家・剛と礼二が18日、『徹子の部屋』(テレビ朝日系/毎週月~金曜13時)に出演。兄の剛がパニック障害に苦しんだ時期を振り返った。
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コンビ結成から5年が経った頃、パニック障害を発症したという剛。当時について「その当時は“パニック障害”という言葉もなかった。急に不安になって、動悸がしたり息切れがしたりということから始まって。最初は『サボってるんじゃないか?』みたいなことを言われて…僕にもよくわからなかった」と振り返った。
漫才中に発作が起きることもあったといい、その場合は弟の礼二がモノマネなどでつないでいたという。礼二はその頃の兄について「最初は『なんでや』という思い。ちょっと喧嘩にはなりましたけど、これは受け入れていくしかないんやと思って。途中で舞台からハケたかったらハケてもええし、ネタ合わせ通りじゃなくてもいい。とりあえず気楽にやってくれと言ってました」と語った。
剛は弟のこのスタンスに「ほっとした」という。また当時、周りは剛のことを心配して気を遣っていたが「1人だけ違う人がいまして…明石家さんまさんっていう人なんですが」と語る剛。「この人だけは僕に“パニックマン”というあだ名をつけてイジリまくられました(笑)」と、さんまらしい豪快な対応を明かした。剛は「荒療治というか、最初はビックリしました」「『パニックってなんや~!』って。1人だけ違う角度から来ました」と笑いつつも、「その頃からすごく体も調子が良くなってきた。今考えるとさんまさんのおかげ」と感謝をにじませていた。