井ノ原快彦、今シーズンの進化に「未来が見えた!」 『特捜9』season6、クランクアップ
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ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)がクランクアップを迎え、“座長”として現場をけん引してきた井ノ原快彦をはじめ、中村梅雀、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、原沙知絵らがチームへの愛と感謝を語った。
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最後に撮影されたのは、メンバーが顔を突き合わせて疑問点を話し合い、捜査の突破口を見いだす重要なシーン。キャストたちは長年培ってきたチームワークを凝縮させたような絶妙なやりとりを繰り広げ、監督から「カットOK!」の声がかかるとスタジオは盛大な拍手に包まれた。
その後、監督から大きな花束を贈られた井ノ原は「みなさん、おつかれさまでした!」と充実感たっぷりの笑顔とともに一礼。あいさつ直前、羽田から「今シーズンは“絆”がテーマだってイノッチ(=井ノ原)が最初に言っていたよね!?」と話題を振られると、「確かにそうでした! でも当たり前すぎて忘れかけていました(笑)。絆がなかったら、『特捜9』はこんなに長く続かないと思います!」と一同を笑わせながら、現場の高い結束力をたたえた。
『season6』の見どころは、事件の背景に刑事たちのプライベートが微妙にからんでいく展開だったが、井ノ原はまた、「新たな試みを考えていくことで、さらなる未来が見えたような気がしました」と物語の広がりに手ごたえを感じていたことも明かした。
井ノ原の言葉に深くうなずいていた羽田も、「愛あるスタッフのみなさまと私たち出演者の絆、そして尊敬できる共演者のみなさまと私の絆もさらに深まった1年だったと思っています」と、メンバーへの信頼をしみじみと語った。
井ノ原同様、今シーズンの進化を実感したキャストも多く、吹越は「『特捜9』が“事件モノ”ではなく、“刑事モノ”、さらには“刑事の家族のドラマ”にもなったということ。ちょっとした変化が、とても大きかった」と手ごたえをにじませたが、「この場を借りて謝らなきゃいけないことが…」と言いながらおもむろにスーツのジャケットを裏返したから一同ビックリ。実は、衣装のスーツの裏地にこだわっていたにもかかわらず、本編で披露できなかったという意外な事実をざんげした。
続く田口も、「今年は改めていろいろな方に助けられたシーズンでした。ありがとうございました!」と撮影秘話を明かしながら感謝。
前シーズンから加入した深川は「こんなに隅々まで愛情たっぷりの温かい現場はなかなか出会えるものではないと思います。改めて恵まれた場所にいられたことに感謝しています」と撮影を振り返り、原も「特捜班のセットもリニューアルしてみなさんの距離も近くなって、体温が伝わってくるようで…新しい特捜班が大好きでした」と愛たっぷりにコメント。
梅雀も「特捜班の部屋も変わりましたが、まだ引っ越しの荷物も片づいていないことですし(笑)、今後さらに別の視点からそれぞれのメンバーを掘り下げていけたら、もっと面白いことができるだろうと期待しています」と“掃除好き”で知られる国木田班長の役柄そのままにあいさつし、『特捜9』チームへの思い入れを爆発させていた。
ドラマ『特捜9 season6』は、テレビ朝日系にて毎週水曜21時放送。
※キャストコメント全文は以下の通り