森田剛、橋本愛との膝枕シーンを回想「あそこは好きなシーンですね」
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俳優の森田剛と橋本愛が4日、都内で開催されたNHKスペシャル・ドラマ『アナウンサーたちの戦争』取材会に出席。森田は橋本に膝枕されたシーンの舞台裏を明かし「あそこは好きなシーンですね」と笑顔を見せた。
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本作は、太平洋戦争下の日本を舞台に、ラジオ放送による「電波戦」に関わったアナウンサー・和田信賢(森田剛)らの姿を描く。この日は橋本愛(語り・和田実枝子アナウンサー役)、高良健吾(館野守男アナウンサー役)、安田顕(米良忠麿アナウンサー役)、一木正恵(演出/NHK)も出席していた。
主演としてどんな思いがあったのか問われた森田は「まず監督が『思ったことは思いっきりやれ』と。そういうことを言ってくださったので。怖いんですけどね。『思ったことはやってみよう』っていう意識でいました」と回想。
そんな森田の芝居について、橋本は「『本当にすさまじいな』と思った」と言い、本作の撮影によって「時間がかかっても、あまり癒されない傷」ができたことも告白。涙を見せながらも「和田信賢さんという、実在した一人の人を演じられているっていう、その熱量を感じて。『私が今受けているこの傷は間違いじゃないな』『これを逃げてはいけないな』という風に思いながら演じていました」と明かした。
その後、森田は学徒出陣のシーンに関して「学徒の方とコミュニケーションがあったりしたので。余計にぐっとくるものがあったなと思います」と振り返り「今の若者が見たらどう感じてくれるのかっていうのは思いますし、そういうきっかけになればいいなとすごく思っています」とも語っていた。
一方の安田は、実枝子が信賢に膝枕するシーンを絶賛していた。このシーンについて森田は「監督が『膝枕しろ』って言った。足首を掴んで。全部監督です(笑)」と一木氏の演出があったことを明かし「あそこは好きなシーンですね」と笑顔で語って会場を沸かせていた。
NHKスペシャル『アナウンサーたちの戦争』は、NHK総合にて8月14日22時放送。