フレディ・マーキュリーの口髭コームの落札価格が規格外
1991年に帰らぬ人となったクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリー。この度、彼の持ち物がロンドンのサザビーズでオークションにかけられ、彼がアイコニックな口ひげをとかすのに使ったティファニーのミニコームが、規格外の金額で落札された。
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Insiderによると、この度フレディが生前所有していた個人的なアイテムが、オークションにかけられる運びとなった。これらの品は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場したフレディの元恋人メアリー・オースティンに彼の遺言で残されたものだそう。
そのうち、6点がこの度実際にオークションに登場したが、中でも驚きの高価格で落札されたのは、ティファニーのミニコームだった。
写真を見る限り、人差し指ほどの大きさのコームは、シルバー製で、フレディは当時、400ポンドから600ポンド(約7万円から約11万円)で手に入れたと、サザビーズではみている。
これがいくらで落札されたかというと、まさかの15万2400ポンド。日本円にすると、約2791万円にも及ぶ。規格外の大金を支払ってでも、入手したいというファンがいたようだ。
なお同じ週にはこのほか、「ボヘミアン・ラプソディ」など、クイーンのヒット曲を生み出したYAMAHA製のG-2ベビー・グランド・ピアノや、「ボヘミアン・ラプソディ」の草案が書かれたフレディ手書きの原稿、1986年の「ザ・マジック・ツアー」で着用していた王冠と赤いマントなどがオークションにかけられ、それぞれ、174万ポンド(約3億2千万円)、138万ポンド(約2億5000万円)、約63万5000ポンド(約1億1627万円)と超高額で落札された。