『法廷遊戯』主題歌はKing & Princeに決定! 主演の永瀬廉「この映画にふさわしいバラードに」
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King & Princeの永瀬廉が主演を務め、杉咲花が共演する映画『法廷遊戯』の主題歌が、King & Princeの「愛し生きること」に決まった。
【写真】映画『法廷遊戯』主人公「セイギ」こと久我清義(永瀬廉)の場面写真&本ポスター
本作は、五十嵐律人が第62回メフィスト賞を満場一致で受賞後、現役司法修習生時代に刊行、「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞などミステリー界の新星として話題となった本格法廷ミステリー小説を映画化。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆくノンストップ・トライアングル・ミステリーだ。
深川栄洋が監督を務め、脚本を松田沙也が手掛ける。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義役に永瀬、セイギの幼なじみで同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨役を北村匠海が演じる。
主題歌がKing & Princeの14枚目のシングル曲「愛し生きること」に決まったことは、10月1日開催された「King & Prince LIVE TOUR 2023 〜ピース〜」の夜公演で発表された。うそか本当か分からないものに振り回されそうになる時、誰しもが身近な人に支えられている。自分にとって大切な存在がいるからこそ、どんな現実も受け入れて進んでいくことができるというメッセージを込めたバラード曲で、永瀬とメンバーの高橋海人の優しい歌声が切ない余韻を残す楽曲となっている。
King & Princeの永瀬廉は「この映画にふさわしいバラードになっていると思います。どこか救われるような歌詞、曲調が印象的で、耳に残ります。テンポ感は落ち着いているけれど、力強さも感じさせる楽曲だと思います。〈今世界が朽ち果て崩れようとも この胸に誓い合った君と描いたストーリー〉という部分はセイギと美鈴を連想させて、ここはあのシーンを思い出すな、ここはあのキャラクターに通じるな、と映画に重ねて気持ちを作りながら歌っていく作業も楽しかったです」とコメント。
高橋海人は「廉とは、映画の世界をふわっと浄化させてあげられるような楽曲に出来たらいいね、という話をしました。歌詞も、暗さと光、前向きな気持ちが混在しているので、単に寂しく歌う、優しく歌うというだけではなく、さまざまな感情の起伏が見えるように歌えたらいいな、と。自分の中で空想して、この一曲でストーリーを作り上げるような気持ちでレコーディングに臨みました。映画館に来て、観て、帰るまでお客様を包んであげられる主題歌の役割を担えて、本当に良かったです」としている。
映画『法廷遊戯』は、11月10日より全国公開。