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市原隼人、役と向き合う“生真面目さ”は食と向き合う甘利田そのもの! 『おいしい給食 season3』撮影潜入レポ

ドラマ

◆シーズンを重ねたスタッフとの絆が伝わる現場


『おいしい給食 season3』メイキング写真 (C)2023「おいしい給食」製作委員会
 本シリーズはドラマ全10話を一気に撮影するスタイルのため、1日の中でも複数の回が混ざって撮影されることも多い。当然、市原のセリフが多くを占めるが、市原は脚本をほぼ見ない。先に挙げたように、ひとりストイックに集中していることもある市原だが、そうした姿は限られており、普段はみんなの輪の中にある。さらに『season3』ともなれば、スタッフとの一体感も相当なものだ。

 ふたたび函館にて。移動撮影のためのレールをグラウンドに連結して敷いていった折、率先して動いていたスタッフに目をやると、なんとそれは市原ではないか! 「しゅ、主演俳優が撮影道具のレールを設置している!?」。あまりのことに目を疑ったが、ごく自然に溶け込んでいた。『おいしい給食』は『season1』から同じ座組で作られている。『season3』という、できあがった関係性ならではの空気がそこにあった。

 スタッフ陣は変わらないが、キャストは、給食配膳員の文枝さんを演じるいとうまい子以外は一新されている。そのキャストたちとも和気あいあいと笑い合う市原を見ることができた。

 新ヒロインの比留川愛を演じる大原優乃は、彼女が現場に来るだけで、パッと空気が華やぐ。とても明るい人柄で大原のキュートさに思わず市原からも笑いが漏れる。また、甘利田を一方的にライバル視する体育教師として登場する木戸四郎役の栄信も、これまでにいなかったタイプ。その演技を綾部真弥監督と一緒にモニターで見ていた市原は、大きな身体を使った芝居に大笑い。監督から「OK!」の声がかかると、「面白かった~!」と市原から声をかけにいっていた。

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◆衝撃! 熱量を凝縮したモノローグ&全力投球の実食シーン

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