稲垣吾郎、『正欲』で共演の新垣結衣は「普段イメージする新垣さんとまったく違っていた」
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俳優の稲垣吾郎と女優の新垣結衣が25日、都内で行われた第36回東京国際映画祭『正欲』舞台あいさつに、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督と共に出席。稲垣が、本作での新垣の印象を語った。
【写真】スカーフ生地のようなスカートが印象的な新垣結衣全身ショット
本作は、家庭環境、性的指向、容姿など、“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を描いた朝井リョウによる同名小説の映画化。妻と息子の3人でマイホームに暮らす検察官・寺井啓喜を稲垣、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月を新垣が演じる。
稲垣との共演について新垣は「ご一緒できたシーンが本当に濃密というかシリアスというか重要なシーンだったので、濃い時間を共に過ごして、一つのシーンを作り上げるのに一緒に力を尽くすことができたのはとても光栄でした」とコメント。
一方、稲垣は「どうしても今までの新垣さんのいろんな作品とかビジュアルとかを見てきた中で、それぞれが描く新垣さんのイメージってあるじゃないですか。僕もそれを覆された」と本作での新垣の印象を語り、「現場で会った時には本当にびっくりした。普段イメージする新垣さんとまったく違っていた」と撮影現場を振り返った。
また、本作に出演することとした決め手を聞かれた新垣は「お話をいただいて企画書などを読ませていただいた時にすごく心惹かれるものがありまして」と回答。続けて「監督とも直接お話をさせていただいて、同じ方向を向いて挑むことができるという意思疎通ができて、『ぜひよろしくお願いします』というスタートでした」と明かした。
映画『正欲』は、11月10日より全国公開。
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