高畑淳子主演『お終活 再春!人生ラプソディ』、92歳・大村崑ら全キャスト発表
『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021)に続く「お終活」シリーズ第2弾となる、高畑淳子主演映画『お終活 再春!人生ラプソディ』より、メインビジュアルが解禁。併せて、キャスト15名とそれぞれのコメントが発表された。
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「人生百年時代」を迎え、人生を謳歌するための新しい「お終活」を提唱し、シニア世代に笑顔と勇気を与えた前作『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』から3年。パワーアップした第2弾のテーマは青春ならぬ「再春」。まだまだ長い人生、過去に諦めた夢にもう一度挑戦してみませんか、と背中をそっと後押しするメッセージが込められている。
キャストは前作同様、主要キャストの高畑淳子、剛力彩芽、松下由樹、水野勝、橋爪功のほか、西村まさ彦、石橋蓮司が続投。そして今回新キャストとして大原家に変化をもたらすのが、名優の長塚京三と、宝塚トップスターから女優へ転身して活躍中の凰稀かなめ。さらに、藤原紀香、大村崑、LiLiCo、窪塚俊介、勝俣州和、橋本マナミが出演している。
大原千賀子(高畑淳子)、真一(橋爪功)の一人娘・亜矢(剛力彩芽)が、いよいよ結婚目前に。喜びあふれる大原家だが、真一の認知症疑惑という新たな問題が発生。その一方で、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンの恩師の娘・丸山英恵(凰稀かなめ)との出会いがきっかけで、再びレッスンに通いだす。音楽ライブプロデューサーでもある英恵から「ステージでシャンソンを歌わないか」と勧められ、大張り切りの千賀子だが、コンサート目前に開催が危うくなる。はたして、千賀子はステージで歌えるのか。そして大原家の行く末は…。
このたび、メインビジュアルが解禁されたほか、キャスト15名と監督のコメントが発表。
メインビジュアルは、華やかな衣装に身を包み歌う千賀子(高畑)と野球のユニフォーム姿の真一(橋爪)をメインに、多彩なキャストが集結したにぎやかなビジュアル。上には「笑って、泣けて、役に立つ”人生百年時代ゴキゲン・ムービー!」「さぁ、お楽しみは、これから。」というコピーが添えられている。
前作に引き続き大原千賀子を演じた主演の高畑淳子は「また『お終活』ができる!と嬉しかったのですが、今度はシャンソンを歌うと言われて、これは困ったなぁ」と心情を吐露。
夫・真一役の橋爪功は「新しい『お終活』メンバーの方ともご一緒できて楽しかったです。私達の世代だと大村崑さんは喜劇の大スターだから、色々とお話させていただきました」と喜び。
前作同様、一級葬祭ディレクター役の松下由樹は「親世代のことだと捉えがちな〈終活〉ですが、私たち40代、50代の世代が、前向きによりよく生きていくために、知っておくというのは重要」と力説する。
新メンバーの長塚京三は「この作品はみんな楽しく一緒に生きていこうねという『生きる』ことへのスタンスが明るくて好きです。いろいろな世代の方がそのように生きているのを楽しんで頂けたら」とコメント。凰稀かなめは「脚本を読んで涙が止まらなかった。とても家族に会いたくなる映画」と語る。
藤原紀香は「前作は自身の中でも『終活』について新たなイメージができましたし、両親にもこの映画を勧めました。二作目では『介護』について深く学べ、たくさん笑い、元気になる作品でもあるので、今回のご縁を賜り、心からうれしく思っています」と、作品への参加を喜ぶ。
今年92歳となる大村崑は「橋爪さんは、ご一緒して、思ったより喜劇役者で、お互いアドリブでやりあって、やり易かったし、喜んでます」と充実した撮影現場を振り返る。
LiLiCoは「普通の主婦の役で、割と見た目も地味なので、普段のLiLiCoとは結構違うかなぁと(笑)。日本にきておばあちゃんと暮らしていたので介護もしていました。日本だと『介護』『老後』といったものを暗く捉えがちですが、明るく考えてもらえるきっかけになればうれしいです」とメッセージを寄せた。
前作から脚本・監督を務める香月秀之は「『人生百年時代に、長い人生をどうしたら楽しく過ごせるのか?』がテーマです。大原家と、まわりに存在する人たちの人生“ラプソディ=狂詩曲”、親近感や距離感などの雰囲気を楽しんでほしい」と語っている。
映画『お終活 再春!人生ラプソディ』は2024年春全国公開。
キャスト・監督コメント全文は以下の通り。