長澤樹×窪塚愛流共演『愛のゆくえ』予告到着 孤独な少年少女の喪失から再生までの姿を描く
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長澤樹と窪塚愛流が共演する映画『愛のゆくえ』が、2024年3月1日より全国順次公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
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本作は、宮嶋風花監督の半自伝でもあり、監督が生まれ育ち、慣れ親しんだ北海道を舞台に、孤独な少年少女の喪失から再生までの姿を美しい自然と、幻想的な世界観で描き出す。宮嶋監督は、初監督作『親知らず』にて、「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で実施されている「クリエイターズ・ファクトリー」の商業デビューをかけたワークショップを勝ち抜き、本作で初の商業映画監督デビューを果たした。
北海道で暮らす幼なじみの愛と宗介。宗介の母はうまく愛情を表現できず、愛の母は少しおせっかい。それでも2組の親子は懸命に生きていた。しかし、そんな日常がある日突然壊れてしまう。喧嘩をして家を飛び出した宗介を探している途中、愛の母が亡くなってしまう。
愛は父親に連れられて東京へ、宗介は北海道に残った。大自然に囲まれた北海道と正反対の都会。引き離された孤独な心を抱えた少年少女は、苦悩の中で一体何を見つけるのか…。
内気な主人公・愛を演じるのは、Netflix作品『First Love 初恋』の主人公の妹・優雨役や『ちひろさん』の宇部千夏(通称・べっちん)役などで存在感を示した長澤樹。本作ではセリフがほとんどない中、本心を内に秘めた難しい役どころを演じている。
愛の幼なじみ・宗介を演じるのは、テレビドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でも話題を呼び、映画『ハピネス』の公開も控えるなど、若手実力派として着実に出演作品を重ねている窪塚愛流。本作では、怒りと悲しみが入り混じる多感な青年を見事に体現。高校時代に母親を亡くしたという宮嶋監督の自伝的要素を込めた物語が、2人の演技と化学反応を引き起こす。
解禁された予告編映像では、幼なじみの愛(長澤)と宗介(窪塚)と、それぞれの母親との関係性、そして多感な14歳の心の動きが丁寧に描かれている。宗介は、母親(林田麻里)が夫を亡くして心を病んだことから、愛と、愛の母・由美(田中麗奈)と3人で暮らしていた。しかし、あることをきっかけに由美が死んでしまう。愛は父親に連れられて東京に引っ越しを余儀なくされ、宗介は北海道に残されることに。心がバラバラになった2人は、東京と北海道という遠く離れた場所で、何を見つけるのか…。
あわせて解禁されたポスタービジュアルには、北海道の美しい大雪原の中で佇む愛と宗介の印象的なカットとともに、“14歳の愛と宗介。母を亡くし、こころがはち切れた。そして、世界を知った。”というキャッチコピーが添えられている。さらにもう1枚の場面写真には、雪の中で横たわり、見つめ合う愛と宗介の姿も。痛みを抱えた少年少女がどのように世界を知り、希望を見出していくのか。
主演の長澤は、宮嶋監督と窪塚との撮影を振り返り、「窪塚さんと監督とは年が近かったので勝手にお兄さんお姉さんみたいに思っていました! それくらい親身になって寄り添って頂き、二人三脚で撮影していたなと思います」とコメント。
窪塚は「監督と長澤さんとのコミュニケーションが自分の大きな支えになりました。クランクインをして、長澤さんと初めて芝居を交わした時、抱えていた不安が少しづつ消え、宗介という役が初めて腑に落ちました」と語った
映画『愛のゆくえ』は、2024年3月1日より全国順次公開。
長澤樹、窪塚愛流のコメント全文は以下の通り。