『紅白歌合戦』返り咲きの櫻坂46 2023年躍進の3つの理由

大みそかに放送の『第74回NHK紅白歌合戦』で、3度目の出場を果たす櫻坂46。アーティストが憧れる大舞台へ2年ぶりに返り咲いたが、ここまでの過程では涙もあった。欅坂46の改名後に1stシングル「Nobody's fault」をリリースした2020年、2021年の連続出場を果たすも、2022年に落選。しかし、異例の復活劇を遂げた。その背景にあった、2023年の躍進の理由を3つに分けて紹介する。
【写真】『紅白歌合戦』で披露する曲「Start over!」 三期生の出演はあるか
■即戦力として期待された三期生がグループ力強化の礎に
欅坂46時代からグループを支えてきた一期生、二期生に続き、1月に新加入した11人の三期生は、新たな活力をもたらした。
3月4〜5日に神奈川県・ぴあアリーナMMで開催した「櫻坂46三期生おもてなし会」でのステージデビューまで、即戦力として期待された三期生は、各々の葛藤も乗り越えながら研さんを図った。
デビュー前の合宿を記録した全8編の公式YouTube動画「三期生ドキュメンタリー」では、グループ史上最高難度と称される楽曲「BAN」に挑むべく奮闘した、三期生の軌跡が記録されている。
努力が実ったステージデビューも挟み、2023年内リリースの5thシングル収録の三期生曲「夏の近道」、6thシングル収録の三期生曲「静寂の暴力」を経て、グループ初の選抜制を導入した7thシングル「承認欲求」では、三期生の4人が堂々の表題曲選抜メンバー入りした。
11〜12月に東京・東急歌舞伎町タワーにある劇場・THEATER MILANO-Zで開催した、坂道グループの新世代による「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」の三期生公演では、欅坂46の楽曲「語るなら未来を…」のサプライズ披露も話題に。谷口愛季、山下瞳月ら、期別曲でのセンター経験者をはじめ、主戦力としてのさらなる活躍が期待される。