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『紅白歌合戦』返り咲きの櫻坂46 2023年躍進の3つの理由

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■過去のツアーも糧にステージパフォーマンスを洗練

 一期生から三期生が一致団結するライブは、櫻坂46の核だ。欅坂46時代からの色を継ぐ強いメッセージ性をもたらす楽曲と共に、ステージでのパフォーマンスを洗練し続けている。

 4〜6月に全国5都市11公演を巡った「3rd TOUR 2023」は、試金石となった。グループ楽曲のパフォーマンスはもちろん、ステージ演出にもこだわりを見せる。

 過去の「1st TOUR 2021」「2nd TOUR 2022 “As you know?”」を経たステージの進化は、メンバーの証言からも読みとれる。

 6thシングル「Start over!」のインタビューで、過去の「1st TOUR」はファンと「一緒にライブを作り、楽しむ」をテーマにした一方、「2nd TOUR」と「3rd TOUR」はファンと「ライブを作るのは変わらず、櫻坂46は『こういうグループだ』とより明確にするためのツアーだった」と振り返ったのは、一期生の小池美波だ。

 「3rd TOUR」のリハーサルでは、関係者も過去のライブを「超える」と宣言。その言葉通り、「2nd TOUR」でつくり上げた楽曲、ダンス、音響、照明すべてが融合したステージをさらに強化し、まるでショーのように、その世界観に没入させるスタイルで観客を圧倒させた。

 その後は、国内外のステージへの出演も相次ぎ、11月に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催した「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」では2日間で7万2000人を動員、ステージバック席まで埋まる超満員に。ライブを締めくくるスピーチでは、二期生でキャプテンの松田里奈が、改名後はグループの方向性に迷いながらも、走り続けてきた結果が表れてきたことを受け、「この1年が本当に特別だったというか、今までとすごく違った1年だった」と語り、1年を通じての活動に手応えを感じていた。

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■積極的な海外展開でアジア圏で栄誉ある2冠を獲得

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