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『もしも徳川家康が総理大臣になったら』高嶋政宏、江口のりこら新キャスト解禁 最強ヒーロー内閣がついに組閣!

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長井短

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■長井短/聖徳太子(法務大臣)

 オファーがきたときの最初の気持ちは「合ってる?」でした。私女だけど…っていう。一体何を企んだら私に聖徳太子をやらせようと思うんだろうと思い、衣装合わせが待ちきれなかったです。「次どんな役やるの?」って質問に「おじさん」と答えるのが楽しかったです。聖徳太子は錚々たる偉人たちの中で最も遠い過去から来た人物ですので、尊敬する先輩たちに囲まれていることを忘れようと必死でした。「私の方が先輩だかんな」と心の中で呟き続けました。小さく丸まった聖徳太子じゃやだもんな。

 脚本は「自分の頭で考える」ということの大切さが伝わってきて、とても面白かったです。例え同じ結論に達するとしても、自分で考えたのか、それとも人に流されたのかでは、手元に残るものは大きく違うはずです。常々自分にも問いかけているテーマだったので、作品に関われることが嬉しかったです。

 武内監督からは、沢山の人が関わる映画作りの場において、ご機嫌でいることがどれだけ大切なことか学ばせていただきました。「監督」って役職をカーペットみたいに床に敷いて、その上で踊ってみせちゃうみたいな、朗らかでチャーミングな方でした。

 この作品は、どの瞬間どこを見ても派手です。ここまで目が離せない映像はそうそうないんじゃないかと思います。お祭りみたいな映画ですが、そのお祭りの中に、強いメッセージが込められています。そこに触れるか、触れないかはお客様次第で、だからあなた。わざわざここまでを読んでくれているあなたにとっては、楽しいだけで終わらない映画になることを願っています。

■観月ありさ/紫式部(文部科学大臣)

 まさか私が紫式部を演じる日がくるとは思いませんでした。原作小説に紫式部はいないのですが監督の発案で登場することになったそうです。文部科学大臣として、現代に蘇った紫式部を演じるにあたって、妖艶で華やかさを兼ね揃えながらも面白く、みなさんに楽しんでいただけるよう意識しました。

 そして紫式部ならではの衣装「十二単」は、とても綺麗な半面、身に着けると身動きが取れないので芝居をするのも一苦労! びっくりするほどの重量で身体が壊れないか心配でした(笑)。

 武内監督とご一緒するのは今作で3作目。演出のイメージがはっきりしていて、芝居についてのリクエストが的確なのでとても頼れる監督です。そんな監督の作品で、本当に華やかな出演者の方々と共に偉人ジャーズとして参加できてとても光栄です。個性が濃い偉人達が並んでいる姿も見どころのひとつ。楽しく観て頂けると嬉しいです。

■武内英樹監督

 ついに偉人内閣が勢揃い! 言うなれば脂多め・味濃いめ・麺かた・全部乗せのラーメンみたいな内閣です! 高嶋さんは吉宗の扮装がしっくりきていて偉人のリアリティを作品にもたらせてくれましたし、江口さんは政子像の威厳と迫力を存分に発揮していただきました。

 特にキャラ強めのお2人もすごい! 池田さんは綱吉の「有能な将軍」、小手さんは金閣寺を作った義満の「バブルな感じ」を的確にとらえた芝居に加え、お2人ならではのコミカルな演技が光っています。

 そして、注目は原作には登場しない映画オリジナルの偉人、紫式部と聖徳太子。トラディショナルな美しさの象徴である十二単、その衣装にも負けない存在感と才気を合わせ持つ観月さんは紫式部のイメージにぴったり&まさに偉人内閣の華!

 また、飛鳥時代まで遡る事で日本の歴史の深さや長さを感じて欲しく、長井さんには偉人内閣のスパイスとしてコケティッシュで不思議な魅力を持つ太子を演じて貰いました。

 アベンジャーズなどのヒーロー映画を観た時のワクワク感、汚職も忖度もないAIゆえの高潔さ、こんな内閣に日本の政治を司って欲しいと私自身が純粋に思いました。1200年を超えて集結した日本のオールスター内閣、それぞれの時代をくぐり抜けた偉人達の想いが伝わると嬉しいです。

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