ジェレミー・レナー、ドラマ復帰は「子役みたいに」働き方を変えた
2023年元日に除雪中の事故で死を覚悟するほどのケガを負ったジェレミー・レナー。事故からちょうど一年で、奇跡的に主演ドラマ『メイヤー・オブ・キングスタウン』の撮影に戻った彼が、事故とケガ、そして仕事復帰について語った。
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ジェレミーは2023年1月1日に、ネバダ州のタホ湖近くの自宅付近で自身の所有する約7トンの重機で除雪作業を行っていた際、この除雪車に轢かれ、近くの病院に緊急搬送された。甥を助けるために事故にあったとされる。胸部に鈍的外傷を負ったほか30ヵ所以上を骨折するなどし、2度の手術を受けたのち、ICUで治療を受けた。
この度Los Angeles Timesのインタビューを受けたジェレミーは「毎晩追体験しています。鮮明に覚えています。夢に見るし、歩いていても考えます」と振り返る。すっかり回復したように見える彼だが、今も心に焼き付いて頭から離れないようだ。
事故以来、ジェレミーはSNSにて治療やトレーニングの様子をアップデートしてファンに報告していた。最先端の治療を受けたようだが、保険に加入していたにも関わらず、治療には大金がかかったそう。「それでも、重要なのは僕が生きていて、笑顔で歩けること。これに代わるものなどない。ついてない日なんて僕にはあり得ない」と語る。
「自分が死んだ記念日」に『メイヤー・オブ・キングスタウン』の撮影に戻ったと語る彼だが、思い通りにいかないこともあったようだ。「アクション! と声が掛かった時、眠ってしまった。連日にわたって長い時間働きすぎたと気が付いた。全部自分でやりたかったけれど、出来ることは違っていた」と振り返る。
これに対処するため、「子役みたい」な働き方に変えたそうだ。撮影休みには、カリフォルニアの自宅に帰らず、撮影地のピッツバーグに残り、リハビリを続けたそう。その甲斐あって完成した『メイヤー・オブ・キングスタウン』のシーズン3は、アメリカで6月2日から配信をスタートする。