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『ジョーカー2』で鍵握るリー役レディー・ガガのすごさとは? 映画界のレジェンドが絶賛

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物語の鍵握る謎の女性リーをレディー・ガガが演じる 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』場面写真
物語の鍵握る謎の女性リーをレディー・ガガが演じる 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』場面写真 (C)& TM DC(C)2024 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

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レディー・ガガ

リドリー・スコット

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 13日からIMAXとDolby Cinemaで期間限定再上映されている、孤独だが心優しい男が歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを描いた、ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督の映画『ジョーカー』(2019)。その最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』通称『ジョーカー2』が10月11日に公開される。本作で物語の重要な鍵を握る謎の女性リーを演じるのはレディー・ガガ。世界的なアーティストとしてだけでなく、話題作に続々と出演し女優としても成功を収める彼女について、名匠リドリー・スコットや名優アルパチーノは“圧倒的な存在感”と“変幻自在の演技力”こそが彼女の魅力であると明かしている。

【写真】ジョーカーに向ける眼差しが意味深 『ジョーカー2』でのレディー・ガガ

 孤独で優しかった男が理不尽だらけの世の中で、不遇な生い立ちに行き場のない“怒り”を募らせ悪のカリスマ<ジョーカー>へと変貌を遂げた前作から2年後が舞台となる『ジョーカー2』で物語のカギを握るのは“謎の女性リー”。理解不能な狂人でありながら、理不尽な社会の代弁者として祭り上げられていくジョーカーと閉鎖病棟で出会ったリーは、やがてこの男の狂気に魅了されていく。公開された予告編でもジョーカーと同じくピエロ風のメイクを施し不気味な笑顔を見せたり、社会への反逆を企むジョーカーに優しい言葉をかけて共に民衆を扇動していく姿が話題を呼び、早速強烈なインパクトを与えている。

 監督を務めるトッド・フィリップスは「ミュージカル映画ではないが、音楽が重要な要素になる映画だとは言いたい」と語っているように、劇中では10以上の楽曲がホアキンとガガによって歌われることが明らかになっている。さらにトッドは「ガガは非常に大きな芝居の才能をもった人だったし、ホアキンの相手役には音楽性を持った人キャスティングしたいと考えていました」と語るように、数々の話題作に登場し観客を魅了する演技力と、世界的アーティストとして活躍する抜群の歌唱力を持ち合わせたガガが本作において重要な鍵を握ることは間違いない。

 そんなガガは、圧倒的な歌唱力と独特なパフォーマンスで2008年にセンセーショナルデビューを放った後に、これまでにグラミー賞13回受賞、シングルとアルバム合わせて1億7000万枚以上の売り上げを誇る世界屈指のエンターテイナー。ポップスターとしての活躍が目覚ましい彼女だが、近年ハリウッド大作に出演し女優としても大きな脚光を浴びている。ブラッドリー・クーパーが監督・主演を務める『アリー/スター誕生』(2018)では歌手になることを夢見る女性アリーを熱演。持ち前の歌唱力だけではなく、夢見る女性を繊細に演じ上げた演技も世界中から評価され、第91回米アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされる快挙を成し遂げた。

 監督のブラッドリー・クーパーも「彼女は本当に才能にあふれた女性だよ。僕は最初から自分の正直な芝居を引き出す役割を彼女に任せていたんだ。彼女には映画の経験がなかったけど、その才能を活かすことだできる女優だね」と絶賛している。

 その後も『エイリアン』シリーズで知られる巨匠リドリー・スコットが監督を務める『ハウス・オブ・グッチ』(2021)では、グッチ一族を崩壊に招くパトリツィアを怪演。無邪気でかわいらしい役を演じた『アリー/スター誕生』の時とは違い、財産目当てで一族を取り入ろうとする悪女を演じた。幅広い演技力を披露したガガについて、共演者でありハリウッド屈指の名優でもあるアル・パチーノは「彼女はただのポップスターではなく、本物のアーティストであり感情を深く掘り下げて表現する力を持っている。他の誰も持っていない特別なエネルギーと情熱で彼女は観客を魅了し、感情の深い部分に触れる」と“女優”としての彼女の才能を高く評価。監督を務めたスコットも「彼女はまさに“想像力の塊”だよ。とても強い個性を持っていて役作りに対しても非常に真摯で、その情熱と集中力が映画に深みを与えている。役に対する理解と没入度が高く、スクリーンでの存在感が圧倒的なんだ」と観客に強烈なインパクトを与える彼女の演技力を称賛している。

 『ジョーカー』シリーズ監督のフィリップスは『アリー/スター誕生』でプロデューサーを務めており、その時から彼女の演技に魅了されていたという。さらにリー役への抜てき理由について「彼女は魔法の力を持っているから」と意味深に語っており、ジョーカーに扇動された民衆によって仕掛けられた新たなショーにリーがどのように関わってくるのかに大きな期待が寄せられる。前作のジョーカーが社会現象を巻き起こしたように、凄まじい存在感を既に披露しているリーが世界に“新たな衝撃”を与えることに期待が高まる。

 映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)は、10月11日より全国公開。『ジョーカー』はIMAXおよびDolby Cinemaで期間限定緊急公開中。

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