上白石萌音、當真あみら『ちはやふる』キャストをリスペクト「心の底から尊敬しています」

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女優の當真あみと上白石萌音が13日、都内で開催されたドラマ『ちはやふるーめぐりー』制作発表会見に出席。上白石が當真らキャスト陣へのリスペクトを口にした。
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原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画。2016年、18年に映画化された『ちはやふる-上の句・下の句・結び-』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれ、シリーズ累計興収45億円超を記録した。
本作は、映画から10年後の世界。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任してきた大江奏(上白石)と出会い、成長していく姿が描かれる。そして、都大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく物語。
会見には當真、上白石のほか、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人も出席した。
本作に出演が決まったときの気持ちを當真は「もともとこの作品を見る側だった自分が、まさかこの作品に参加するという形で携わることができて…。最初はうれしい気持ちと、ファンの方がたくさんいる作品ということで、不安な気持ちもありました」と吐露。続けて「私がこの作品を見て抱いた憧れや、眩しいと感じるところ、青春に憧れた気持ちを、今度は自分が演じる側として届けられたらと思いました」と気持ちを口にした。
さらに當真は「実際にやってみると、見えていた景色が憧れからリアルに変わったというか…」と告白。「萌音さんたちが映画で演じられていた姿がすごく美しくて。でも自分が実際に練習でやってみるとすごく難しくて、たくさんの努力を積み重ねての完成なんだなと実感しました」と語った。
映画シリーズから続投となる上白石は「顧問になってしまいました(笑)」と笑い「もう10年が経ったのか、という感慨深さもありましたし、うれしさはもちろん大きかったですが、バトンをしっかり繋がなくてはいけないというプレッシャーと責任も大きく感じていました」とコメント。先生になるという想像はしていたかと聞かれると、上白石は「まったく(してなかった)です。たぶん奏もまったく想像していなかったことだと思いますが、これもめぐり合わせだなと思います」とかみしめた。
印象に残っているシーンを當真は「いっぱいあります」とした上で、上白石とのシーンを挙げ「ひとつひとつのせりふがすごく温かくて、めぐるを通して私にもかけてくださっているような、そんな感覚になりながらお芝居をしていました」と述懐。上白石は「あみちゃんもそうですし、全員そうなんですけど、目を見ているだけで、言葉を発さなくてもお話ができるような、本当に素敵な役者さんばかりで。心の底から尊敬しています」と當真たちへのリスペクトを口にし「現場でみんなのお芝居を見てて、『本当に悔しいな』って思うこともたくさんありました。あまりにもいいお芝居をみなさんがなさるので」と振り返った。
10年前のキャストと現在のキャストの違いを聞かれると、上白石は「私たちは当時、撮影中はそれぞれに持ち寄って、寄せ鍋みたいにお芝居を作っていたんですけど、みんなは畑から一緒に耕してるみたいな」と回答。「アプローチの違いがあって、見ていてとてもおもしろかったです」とほほ笑んでいた。
ドラマ『ちはやふる-めぐり-』は、日本テレビ系にて7月9日より毎週水曜22時放送。