今夜最終話、内野聖陽主演『PJ ~航空救難団~』撮了! 絆を深めた神尾楓珠、石井杏奈、草間リチャード敬太らのコメントも
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■内野聖陽(宇佐美誠司役)
密度が濃すぎて、終わりが来るのかわからないくらい大変な作品でした。物語の中に「自然は理不尽だ」という言葉が何度か出てきましたが、「仕事も人生もまた理不尽である」と、この作品をやって改めて思いました。この作品が向かう方向が見えてくるまで、どんなキャラクターでいくのか、どんなメッセージを込めていくのか、とても大変な時期がありました。
最初は、自衛隊について、スタッフさんも僕らもわからないことばかりだったので、手探り状態で本当に頑張ったと思います。若者たちが夢に向かって必死でがんばり、教官たちが愛情深く見守る…その本気の姿を見せなければならないと思っていたので、若者たちを必死に追い込んで、時に彼らには嫌われたかもしれませんが、それが僕の最大ミッションだったと感じます。
若者たちは本当に苦しい現場で頑張ってくれたので見応えのある作品ができて私も誇りに思うし、参加できてよかったと心から思います。56歳、なかなか厳しい局面もありましたが(笑)、皆さんの支えでここまで来られたと思っています。――皆さん、あっぱれだ!!
■神尾楓珠(沢井仁役)
本当にしんどかったです(笑)。何度も負けそうになったり、心が折れそうになったりしましたが、65期のみんなの顔を思い浮かべると、「現場に行かなきゃ」「頑張らなきゃ」と思えました。沢井として、自分が訓練生の中でも一番頑張らなきゃいけない、というプレッシャーとの戦いもありましたが、内野さんをはじめとしたキャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげで最後まで走り切れました。
皆さん本当に良い人で、今思い返すと撮影でしんどかったことはたくさんありますが、撮影以外ではずっと笑っていたな、と…。この作品、このメンバーとは、本当に運命的な出会いだったと思います。そして、役者としてこれからもっと頑張っていかなきゃ、と感じました。
■石井杏奈(藤木さやか役)
最初、小牧基地の見学に行かせていただいた時に、“本当に自分はこの役ができるのかな?”と、すごく不安になりました。初めて母に「キツイかも…」と弱音を吐いた作品でした。でもいつの日からか…訓練生のみんなが一緒だから頑張ろうと思えたし、“できる!やれる!前を向こう!”と考えるようになりました。ドラマの反響もたくさんいただいて、きつかった日々が報われていく…そんな感覚を初めて味わうことができました。65期のみんな、性別関係なく、仲良くしてくれてありがとうございました! そして内野さんはじめキャスト・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!