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映画『君の顔では泣けない』芳根京子×高橋海人が“入れ替わり”による複雑な感情の機微を表現した新場面写真解禁

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映画『君の顔では泣けない』場面写真
映画『君の顔では泣けない』場面写真(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

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 芳根京子が主演を務め、高橋海人が共演する映画『君の顔では泣けない』より、“入れ替わり”を経験する陸(芳根)とまなみ(高橋)の人生の岐路での一コマを捉えた場面写真が解禁された。

【写真】高橋海人の意味深な表情が切り取られた新場面写真

 本作は、君嶋彼方のデビュー作である同名小説を坂下雄一郎監督のメガホンで映画化。ある日突然、誰かの体と入れ替わってしまう―数々の名作を世に送り出してきた“入れ替わりもの”。そこに“15年も入れ替わったまま”という独自の設定が加わり、新たな物語が完成。本作は、第38回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門正式出品も決定している。

 入れ替わってしまうふたり、坂平陸と水村まなみを演じるのは、今回が初共演となる芳根京子と高橋海人。さらに、西川愛莉と武市尚士が高校生時代の陸とまなみを演じる。そして、中沢元紀、前原滉、林裕太がそれぞれ入れ替わるふたりに密接に関わるキーパーソンを演じ、大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が陸とまなみの両親役として物語を支えている。

 高校1年生の夏に入れ替わってから、15年間入れ替わったままの人生を生きてきた陸とまなみ。“入れ替わり”というとどこかコミカルな作品の印象が強いが、原作者である君嶋が同作を執筆したきっかけは、“入れ替わり”というテーマに興味を抱いた時に、“実際にそうなった場合、本人たちはこの上なく大変なのではないか”と考えたことだった。

 「肉体的なこともそうですが、友人や家族はもちろん、本来の自分自身として会えない状況になるわけだから、もっと悩んだり苦しんだりするはず。自分だったらどうするか、なるべくシリアスに向き合って、真剣に書きたいと思いました」と言う君嶋は、数ある映画化のオファーの中から、コメディタッチにしないという坂下監督のスタンスを聞き、「作品を理解してくださっていると感じ、坂下監督に託そうと思いました」と語る。

 入れ替わりを経験する陸・まなみを演じた芳根と高橋。互いの人生を歩んでいることで、自分の身に起きる出来事に素直に反応することができず、常に葛藤や迷い、戸惑い、切なさなどさまざまな感情を抱く様子を細やかに演じ切った。

 「2人はあまりにも自然で見落としてしまいそうな細かな動きやしぐさまで、陸とまなみという役をただただ生きていただきました。お互いを思いやる気持ち、戻りたいけど戻らないほうがいいんじゃないかという葛藤、本作にそこはかとなく漂う優しさと切なさと温かさはこの作品唯一無二のものだと思います」とプロデューサーの小西も自信をのぞかせる。

 普段は明るい笑顔を見せ、入れ替わった人生を歩んでいながらも、ふとした時に垣間見える一瞬の表情は、その胸の内にさまざまな感情を内包していること感じさせる。

 今回解禁された場面写真でも、芳根・高橋の意味深な表情が印象的に切り取られており、それぞれが車の中で自分の“本当の想い”と向き合う一連のシーンも見どころの一つとなっている。

 映画『君の顔では泣けない』は、11月14日より全国公開。

※高橋海人の「高」の「はしごだか」が正式表記

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