目黒蓮が抱いた“継承への思い”―妻夫木聡、佐藤浩市から受け取った“優しさ”と俳優としての“居住い”
関連 :
――今作ではナレーションも担当されていますが、口調や声色など特に気をつけていたり、こだわっている部分などはありますか?
目黒:自分がナレーションをする意味、ということを考えてやっています。競馬の世界を皆さんに分かりやすく説明するということも、もちろん大切にしていますが、それだけではない、分かりやすいところだけではない、ということを意識してます。
――目黒さんらしさを出しつつ、ドラマを観ている皆さんにも分かりやすいナレーション、的なニュアンスでしょうか?
目黒:それもありますが、そこにただ声を当てているだけではなくて、後々に明かされてくる別の意味もある、といったようなストーリーを自分の中で組み立てながらやっています。
――第3話まではナレーションのみでの出演でしたが、周囲からの反響はどうでしたか?
目黒:グループのメンバーも深澤くん(深澤辰哉)や阿部ちゃん(阿部亮平)がドラマを観てくれていて、1話の放送後すぐに連絡をくれて「役は判明しなかったけど、ナレーションの声すごく良かったよ」って言ってくれました。あと妻夫木さんが現場で褒めてくださったり、原作者の早見さんに「あのくだりの流れも良かったね」みたいなことも言っていただけた時は、すごくうれしく感じています。

