鈴木京香&高良健吾、初共演!行定勲、連ドラ初監督『平成猿蟹合戦図』

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『悪人』の吉田修一による傑作小説を行定勲監督がドラマ化した連続ドラマW『平成猿蟹合戦図』の放送が決定した。鈴木京香と高良健吾も本作で初共演を果たした。
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原作は、吉田修一による傑作長編小説。世界的チェロ奏者がひき逃げ事件を起こすも逃走。それを目撃したバーテンダーがゆすろうと近づくが、敏腕マネージャーが立ちはだかる…。そんな2人の出会いがきっかけとなって起こる、周囲の人間たちを巻き込んだ日本を揺るがす大騒動を描いたエンターテイメント作。
監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』等数々のヒット作を手がけ、同じ吉田修一原作の『パレード』(10)ではベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した行定勲。連続ドラマ初監督に臨む。原作を読んですぐに映画化を考えたという監督だが、「登場人物の魅力の全てを二時間に押し込むことは不可能」と感じ、自身初となる連続ドラマにしようと思ったという。キャストには以前から一緒に仕事をしたいと思っていた鈴木京香や高良健吾を抜擢。「豪華な出演者を得て、転がり続ける主人公たちの予測不能な展開を飽きることなく楽しんで頂ける作品にします」と自信をのぞかせた。
監督からの嬉しいオファーを受けた鈴木。敏腕マネージャー・園夕子役については「夕子は有能であり軽妙。重々しさ、貫禄、『おばちゃん』の面もあり難しい役だと思いますが、この素晴らしい監督、スタッフ、キャストと物語を作っていけば、自然とキャラクターが出来上がっていくと思います」とコメント。
バーテンダー・浜本純平役の高良は、監督と仕事が楽しみで仕方ない様子。「とにかく行定さんと仕事ができることが嬉しかった」と手放しで喜び、鈴木に対しては「役と同様に胸を借りるつもりです」と信頼を寄せた。
連続ドラマW『平成猿蟹合戦図』はWOWOWにて2014年放送予定。