『CSI』スピンオフドラマ、ヒロイン役に『ミディアム』のパトリシア・アークエット

先月、日本でも人気の海外ドラマ『CSI:科学捜査班』のスピンオフドラマの製作が進んでいることを伝えたが、海外ドラマ『ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~』シリーズや映画『トゥルー・ロマンス』(94)でお馴染みのパトリシア・アークエットが本ドラマのヒロインに決まったことが明らかになった。
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『CSI:科学捜査班』シリーズから生まれたスピンオフはこれまで2本。本家と同じ流れをくむ科学捜査班の活躍を描いた『CSI:マイアミ』と『CSI:ニューヨーク』だったが、今度のスピンオフは舞台がFBIに移る。FBI特別捜査官エイヴリー・ライアン(Avery Ryan)を中心に、彼女が率いるFBIサイバー犯罪捜査課のメンバーがサイバースペースに潜む犯人たちに挑む。
パトリシアは実在のサイバー心理学者メアリー・エイケンをモデルにしたエイヴリー役。他の登場人物の詳細やキャストに関する発表はまだない。
本スピンオフは正式なシリーズ化が決まっていない。まずは現在アメリカでシーズン14が放送中の『CSI:科学捜査班』の春放送のエピソードで、スピンオフのキャラクターが紹介されるとのこと。局は5月にシリーズ化に関する決定を下すそうだ。
『CSI:科学捜査班』を放送するCBS局はこの他に、別の人気シリーズ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の新たなスピンオフ企画として、ニューオーリンズを舞台にした『NCIS』物のパイロット版の製作を進行中だ。こちらはキャラクター設定が明らかになっており、主演のスコット・バクラ以下、主な登場人物がキャスティングされている。