松雪泰子を主演に迎え、不朽の名作ミステリー『家族狩り』をドラマ化
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直木賞作家・天童荒太のベストセラーとなったミステリー小説『家族狩り』が、7年の構想期間を経てドラマ化され、TBSにて7月クールの金曜ドラマ枠で放送されることが分かった。また、認知症の父と、介護に疲れた母と暮らし、何かにとり憑かれた様に仕事に打ち込む児童心理司の主人公・氷崎游子役には、松雪泰子が決定した。
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『家族狩り』の原作は1995年に発表、1999年に山本周五郎賞を受賞し、文庫版は120万部のベストセラーとなった大作。家族とは何か、生きるとはどういうことか、という根源的な問いに真正面から挑み、多くの人に衝撃を与えた。
2007年公開の映画『包帯クラブ』で天童作品の映像化に携わった経験のある植田プロデューサーは、本作の初の映像化にあたり「天童さんがドラマを作るならどういう視点なのか考えながら脚本を作りました。天童さん自身の思いを込めた、いわば天童さんの作品のリライトです」とコメント。
また、主演の松雪は脚本を読み「とても面白いです。主要人物たちの家族、ストーリーラインが同時に進行し少しずつ絡みあって行く構造。家族という形態の檻に縛られた人間たちが織りなす悲しみ、狂気、ユーモアがバランスよく表現されている脚本。素晴らしいです」と感想を述べ、「現代を生きる、全ての人に見て頂きたい」と語った。
本作は主演の松雪以外に、高校教師・巣藤役に伊藤淳史、警部補・馬見原役に遠藤憲一が主要人物として出演。その他、北山宏光（Kis‐My‐Ft2）、水野美紀、篠田麻里子、浅田美代子、財前直見ら豪華キャストが出演する。
TBS7月クールドラマ『家族狩り』は、毎週金曜22時から放送予定。
