若き天才女優S・ローナン、最新作『わたしは生きていける』日本公開決定

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『つぐない』(07)で、13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた若き天才女優シアーシャ・ローナンが、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)でフォレスト・ウィテカーにアカデミー主演男優賞をもたらしたケヴィン・マクドナルド監督とタッグを組み、同名ベストセラー小説を映画化した『わたしは生きていける』。本作の公開が8月30日に決定し、ポスタービジュアルも解禁となった。
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ガーディアン賞、プリンツ賞と文学界の権威ある2つの賞を受賞した同名小説の映画化となる本作は、世界大戦を背景にした壮大な終末サバイバル・ドラマであるとともに、その戦火に巻き込まれたひとりの少女の恋心を色鮮やかに綴った青春ストーリー。
主人公となるのは、生まれたときに母を亡くし複雑な家庭で育ってきた16歳の少女デイジー。デイジーは、見知らぬ3人の従兄弟とひと夏を過ごすため、ニューヨークから単身イギリスにやってくる。人懐こく純真な従兄弟たちと過ごすうち、彼女の閉ざされた心は開かれ、長男のエディとの間で初めて恋に落ちる。だが、そんなある日、テロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦勃発に伴う戒厳令がしかれるなか、デイジーたちは突如現れた軍に拘束され、離ればなれにされてしまう…。
デイジーを演じるのは、若き天才女優シアーシャ・ローナン。少女の再生と成長の軌跡を、胸を締めつけるほど熱く切なく体現する。監督は、アカデミー賞他、多数の映画賞に輝く鬼才ケヴィン・マクドナルド監督。臨場感とリアリティ溢れる映像に定評ある俊英が、みずみずしい少女の青春、そして世界終末の危機をただならぬ緊迫感で描き出す。
『わたしは生きていける』は8月30日から全国順次公開。