リュック・ベッソン、『ニキータ』から『LUCY/ルーシー』まで6人のヒロインを語る

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リュック・ベッソン監督がスカーレット・ヨハンソンと初タッグを組んだ最新作『LUCY/ルーシー』の日本公開が迫っている。これを機に『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』など、これまで誕生させた6人のヒロインについて監督自らが語った。
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『ニキータ』でかつてない型破りなヒロインを演じたアンヌ・パリローの第一印象についてベッソン監督は、「彼女はとてもミステリアスで、もしかして殺人鬼なんじゃないかって思ったよ(笑)」と冗談まじりに述懐。また、『レオン』で幼き日のナタリー・ポートマンを発掘したベッソン監督は、「レオンとは真逆の存在が必要だと感じ、小さくて無垢な女の子『マチルダ』を作り上げた」と振り返る。
いまやアクション女優の代名詞となったミラ・ジョボヴィッチがヒロインに抜擢された『フィフス・エレメント』では、「シュワちゃんやスタローンのようなスーパー戦士を作りたかった」と野望を語り、再度ミラがヒロインに選ばれた『ジャンヌ・ダルク』では、「これは新しいジャンヌ・ダルク像を生み出す挑戦だった」と、並々ならぬ決意で臨んだことを明かした。
また、これまでとはガラリと変わる作風で観客を驚かせた『アンジェラ』。ベッソン監督はこの不思議なヒロインについて、「自分をよく見せようと嘘を付く男性に、等身大の自分で生きればいいと気づかせてくれる天使」と解説する。
そして最新作で誕生させたのが脳のリミッターを排除した最強のヒロイン、ルーシー。ベッソンは、「初めてスカーレットと会った時、目を見ただけで感じ取った。まさに求めていた完璧なヒロインだよ!」と大絶賛している。
『LUCY/ルーシー』は8月29日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開。