松江哲明×大橋裕之のアニメ映画『音楽』 素材撮影を兼ねた無料ロックフェスを開催!

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『ライブテープ』などで知られる映画監督・松江哲明が、カルト的人気を誇る漫画家・大橋裕之の同名作品をプロデュースしたアニメ映画『音楽』が現在製作中だ。そして、最大の見せ場であるフェスシーンの素材撮影を兼ねた「大橋裕之ロックフェスティバル’14」が、愛知県で開催することが松江監督のブログで明らかとなった。
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原作漫画『音楽』は、先日、乃木坂46主演で映画公開が発表となった『超能力研究部の3人』の原作『シティライツ』などを手掛けた大橋が、2005年に自費出版で発表、2009年に『音楽と漫画』として単行本に収録された作品。
ギターとベースの区別さえ付かない不良高校生3人組がバンドを始めるストーリーで、「何かを表現したい!」という初期衝動が、大橋の独特のタッチで描かれているおり、現在もロングセラーとなっている。
今回の映画化にあたり、映画監督の松江、担当編集を務めた九龍ジョー、原作者の大橋が共同でプロデュースを行い、第6回インディーズアニメフェスタでグランプリ受賞の岩井澤健治が長編作品を初監督する。
本作は、実写撮影した映像をベースに作画する“ロトスコープ”という手法が用いられており、原作の最大の見せ場であるフェスシーンの素材撮影を兼ねて、今回のフェスが開催決定に至った。
チケット代金は無料となっているが、オリジナルバンド「古武術」出演の際は撮影を並行して行うため、参加者はエキストラとして協力が必要である。(※ただし、本編はアニメーションとして描かれるため、顔が映る恐れはなし)
また、フェスでは原作者・大橋が似顔絵屋を開く予定であり、こちらもファンにはたまらない企画だ。
「大橋裕之ロックフェスティバル’14」は愛知県森林公園・野外ステージにて10月5日開催。詳細はブログ「映画『音楽』 ができるまで」まで。