『CASSHERN』紀里谷和明監督、初ハリウッド進出作が11月公開決定!特報映像も解禁

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『CASSHERN』『GOEMON』で無類の世界を築き上げた紀里谷和明監督の初ハリウッド進出映画『ラスト・ナイツ』が、2015年11月に日本公開されることが決定。主演にモーガン・フリーマン&クライヴ・オーウェン、日本からは実力派俳優の伊原剛志が出演し、心震える騎士達のドラマを壮大なスケール感で描く特報映像とビジュアルが解禁となった。
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本作は「忠臣蔵」をベースに、舞台を変え再構成された騎士達の戦いを、構想5年の歳月をかけ描き出した映画。紀里谷は、徹底的な時代考証のうえ2人のカナダ人脚本家により書かれたその脚本と出会い感銘を受け、世界に向けて映画化することを決意したという。
主演俳優は紀里谷と同様、その脚本に深く魅了された2人。『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたオーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本」、フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語っている。また、『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、ただ1人日本人俳優として世界の名優たちと肩を並べる。
騎士団の隊長ライデン(オーウェン)の最大のライバルにして一流の剣士・イトーを演じる伊原は「武士道を騎士道に変え、日本の役者として唯一この映画に参加しました。世界の役者達との共演で自分の可能性を確信した作品です」と自信をのぞかせる。
紀里谷監督は「多くの方々に支えていただきながら、5年がかりで作り上げた作品です。まだ、小さな一歩ですが、確実に踏み出した一歩だと思っております」と手ごたえを感じているようで「1日も早く皆さまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです」とメッセージを寄せた。
戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国で、非道な大臣の権力欲によって、主君を失った騎士達。主君の仇を討ち、不正がはびこる権力への報復のため、死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いが今、はじまる。