早霧せいな、「雪組の力を結集した作品」新公演に毅然たる自信

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宝塚雪組公演『ミュージカル・ノスタルジー「星逢一夜(ほしあいひとよ)」』と『バイレ・ロマンティコ「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」』の東京宝塚劇場公演が4日からスタートした。初日公演前には公開通し稽古が行われ、その後の記者会見に雪組トップの早霧せいなと咲妃みゆが登壇。初日を控えての意気込みを語った。
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『星逢一夜』は、江戸中期、九州のとある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息、天野晴興(早霧)と身分なき娘、泉(咲妃)との恋を、激しくせつなく描き出すミュージカル。『La Esmeralda』は、エメラルドの海をバックに繰り広げられる、情熱と愛と夢を描いたラテン・ショーだ。
「雪組全体の力を結集した作品」と自信を語る早霧は、「いつも新鮮な気持ちを失わず、そこに生まれた感情のままに言葉を出すようにしています」と語る。また咲妃は「(『星逢一夜』では)私は子ども時代から大人までを演じるということで、一人の女性が成長していく姿を見せつつ、芯の強さなど変わらない部分も大切に演じています」と話す。
特に好きなシーンについて咲妃は「『星逢一夜』では幻想的なオープニング。宝塚ならではの美しさが魅力です」というと、早霧は「一揆が起こった中、晴興が子どもの頃の仲間と一騎打ちしなければならないシーン」と見どころを紹介した。
宝塚雪組公演『ミュージカル・ノスタルジー「星逢一夜(ほしあいひとよ)」』『バイレ・ロマンティコ「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」』は、10月11日まで東京宝塚劇場で上演。