先が見えない『AKIRA』実写版、今度は『ワイスピ』監督にラブコール?

ジョージ・ミラー監督やジャウマ・コレット=セラ監督が監督候補として浮上してきたものの、困難を極めて製作が進んでいない『AKIRA』実写版に新たな情報が出てきた。『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督が手掛けるかもしれないと、海外メディアDigital Spyが報じている。
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大友克洋の人気漫画『AKIRA』は、第三次世界大戦が起こった後の「ネオ東京」を舞台に、謎の存在“アキラ”を巡って繰り広げられる戦いを描くSFアクション。1988年には大友自身によってアニメ映画化され、世界的に高い評価を獲得した。
同サイトによると、製作を担当する米ワーナー・ブラザースが、『スター・トレック BEYOND』の公開が控えているリン監督にオファーを送っているとのこと。これまでにキャストの情報は明らかになっていないが、レオナルド・ディカプリオがプロデュースを務め、脚本はテレビドラマ『デアデビル』シリーズのマルコ・ラミレスが担当するという。
この『AKIRA』実写版は、一部ではザック・エフロンが金田と並ぶ主人公・鉄雄役をオファーされたという噂もあったが、その真偽も定かでない。また、ハリウッドにおけるホワイト・ウォッシング(キャラクターの白人化)に対する批判も多いことから、本作の主役には日本人を起用すべきではないかという声も挙がっている。