有村架純、映画『何者』“ごくごく普通の女の子”役に苦悩
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公開中の映画『何者』に出演している女優の有村架純が21日、自身のブログにて映画撮影時に感じていた苦悩やこれからの活動へ向けた思いなどを綴り、ファンから多くの共感の声があがっている。
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同映画は、人気作家・朝井リョウによる小説を原作に、就職という岐路に立たされた大学生の男女たちのリアルを描くヒューマンドラマ。出演者には有村のほか、佐藤健、菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之ら豪華キャストが名を連ねている。
有村は地道に努力する女子大生・田名部瑞月を演じるにあたり、監督からの「まっすぐに。余計な感情は入れないで」というオーダーに対して「本当にごくごく普通の女の子だったので、普通ってなんだろう。どんな感じだろう」と役作りに非常に苦労していたと語る。
そんな一方で「言葉一つ一つきちんと相手に届けて、表に出さない、内側の中で一生懸命闘っている気持ちを大切にしたいなと思い演じました」と演じるにあたっての心構えを振り返りながら「改めて、自分はこれからどう立っていることがいいのか考えてもらえる作品になればいいなと思います」と作品に込めた思いを明かす。さらに「私は自分の心の声をしっかり聞けるようになっていきたいと思います」と抱負をコメントした。
有村が綴った言葉に対し、「確かに普通って何だろうと思いますね。ぜひ、胸のざわつきを体感したいですね」「作品、役への感情移入と想いをありのまま詳細に紹介して下さるので、ホント観たくなります」「俳優の皆様がどれだけの心を込めて演じているのか、改めて強く感じます」と、共感と映画に期待する声が届いている。
